自分の作品が批判されてしまった人へ
どうも、青熊と申します。
恐らくこれを見つけた時点で、読者の皆様の気持ちは大体察しがつきます。
――――――「酷い感想」を書かれましたね?
ドンマイです。
ちなみに、どんな感想を書かれましたか?
たった一言、「面白くない」とか「つまらない」とか。
それとも長文で、ありとあらゆる矛盾点の指摘やキャラクターの文句とか。
あるいはただの罵倒で、「作品消したほうがいいんじゃないですか?」や「ゴミ作品読んでもらっただけありがたく思え」とか。
まぁ、そんなところでしょう。
順を追って、それぞれの特徴を説明していきますね。
・その1 『一言タイプ』
(面白くない、つまらない、ゴミ……)
恐らくこれを書かれてしまった人のほとんどが、「テンプレでない作品」を執筆していることかと思います。なろうではあまり見かけないジャンル(推理、エッセイ、SF……など)、もしくは、異世界転生系でも少しテンプレから外したものとか。
所謂読み専、中でも「チーレム好き」の方に多く見られます。
自分の考え方に合っていなければ素直に文句を言います。
なろうに追加された新機能の、各部分ごとの感想欄では、大体序盤の方(但しプロローグの後)に書かれていることが多いです。
つまり、「あまり読んでいない」ということです。
プロローグとイメージが違っていたり、思い通りの展開にならなかったり……。
『一言タイプ』の方のトリガーはそんなもんです。
・その2 『長文論理タイプ』
(はっきり言ってつまらないです。例えば〇話の……)
これも読み専、中でも「アンチテンプレ」の方に多く見られます。
Youtubeとかでも意外と人気な「なろう批判」もこのタイプです。
たくさんの本を読んでいたり、ある程度教養があったりする方が当てはまります。
豊富な語彙でごりごり責めてきます。正直一番心に突き刺さります。
ひとまず全て読んだうえで、非の打ちどころの無い批判をしてきます。
逆に言えば、「ちゃんと読んでくれている」ということですが、そもそも初めから楽しむつもりではなく、「批判をするつもり」で小説を読んでいることが多いです。
しかし、それを真っ向から否定するのではなく、ある程度のアドバイスと思って受け取るようにしましょう。どんな嫌味を含んでいても、それを自分の力に活かせるかどうかが大切です。
・その3 『暴言タイプ』
(作品消したほうがいいんじゃないですか?……)
『長文論理タイプ』に憧れている、語彙の少ない人に多く見られます。
所謂「テンプレ系」を常に批判的な目で見て、ここぞとばかりに文句を言ってきます。
文章自体は滅茶苦茶で、ただただ汚い言葉を投げつけてきます。
さて、ここまで色々と特徴を上げてきましたが、こういう方たちにはある共通点があります。
「自分自身は作品を投稿していない」ということです。(たまにいるかもしれませんが)
物語を作る難しさというものが分かっていないのかもしれませんね。
作者の気持ちなんて知りもせずに言葉を投げつけてきます。
このときに重要なのが、作品を消してしまわないことです。
あなたの作品のブクマはいくつ付いていますか?
付いていなくとも、ある程度のPVは得られているはずです。PVが少しづつ伸びてきているというのなら、隠れ読者もいます。
あなたの作品が嫌いな人ばかりではありません。
たった一人や二人に批評されたからと言って、くよくよする必要は無いのです。
感想が書かれた時点で、ある程度の認知度は持っていると考えれば儲けモンです。
もし、どうしても気になるというのなら、いっそのことその感想を消してしまえば解決です。作者にはその権限があります。
書いた人が戻ってくるとは考え難いし、もしもう一度書かれたとしても、もう一度削除してしまえば良いのです。
また、あらかじめ感想欄を設定しないという手段もあります。
大丈夫。批評の無い作品なんてありません。
文章や構成に自信が無いのなら、本を読んで経験を積みましょう。
さて、大分上から目線な感じになってしまいました。
しかし、私もその作者の一人であります。今までに何度酷評を貰ったのか覚えていません。
そして何度も消してしまって、後悔しています。バックアップはありますが、再掲載する気力もありません。
悔しさが募って、これを執筆しました。
大切なのは諦めないことです。
頑張れ!