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200文字小説集 vol.2

最後のメール(200文字小説)

作者: 日下部良介

『これが最後のメールです…』


言わずにはいられなかった。


彼女には後ろめたさがあったのに違いない。

だから、僕に隠していた。


些細なことなのに。

言ってさえくれれば笑って許したのに。

彼女の口からではなく周りからその事実を知った。

知られたことで彼女は何も言えなくなった。


彼女の事は解かっているはずだった。

それを承知で付き合ってきた。


10年…。

幕切れは呆気ない。


無くして初めて気がつく。

僕は彼女をまだ愛している…。

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― 新着の感想 ―
[一言] 切ない~。10年は長いですねー。 きっと長くいすぎたのかな~…。
[良い点] なんて切ないんでしょう。 素晴らしい文学センス
[良い点] ううっ、、、泣けます、、、 [一言] 仲直りしてください(泣)
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