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新潟県

長岡市の社々とどの森名水公園にきた

ここは湧き水が綺麗だ

一通りあたりを散策してみると

小さな社を見つけた

ここには山の神が祀られているらしい

厳しいおきての中で

育まれた自然の姿は

雄大でいて繊細だ


ついこの手で湧き水を汲んで

飲もうとしたが

水を穢れさせては

いけないと思いやめた

ここは神聖な場所なのだ


レストラン「銘森めもり」にて

名水で炊いたコシヒカリと

名物のよもぎうどんをいただく

米のみず々しさと

うどんのもちもちとした食感を

じっくりとたのしんだ


佐渡地方の弁慶のはさみ石は

岩と岩の間にくさび型の大きな石が

絶妙なバランスで挟まっている

風が吹けば落ちてしまいそうな

それを見て

私はその下でハラハラしながら

こう詠った



太古より

伝説残る

巨岩あり

佐渡弁慶の

名は残りたる



新潟市のじゅんさい池公園は

夜になると沢山の

源氏蛍と平家蛍が飛び交う


その光に包まれながら

私はあの人の瞳の輝きを想い出す

幻想的な風景はこうも人の心に

無断で入ってくるものなのだなぁ


しばし感傷にひたりながら

私は蛍たちが導くまま

二胡の演奏を始めた

蛍たちはまるで

音符のようにゆらゆらと

飛び交っていた

どぶろくスイーツもうんめぇよ!

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