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栃木県

家康公を祀っている社

日光東照宮に来た

石鳥居を過ぎて西に行くと

三猿さんざるを見かけた

見ざる聞かざる言わざるは

幼き頃の私の教訓だ


奥宮に通じる眠り猫は

小さくて一度通り過ぎてしまった

それは

日の光と牡丹の花に囲まれ

スヤスヤと目を細めて

うたをしている

その裏には二羽の雀が

パタパタと飛んでいる姿が

描かれていた


それを見て私は二胡を取り出し

こう詠った



猫眠り

雀飛び立つ

その姿

まるで平和な

シンボルのよう



戦場ヶ原にて

大蛇とムカデの伝説を

思い浮かべながら

男体山を見やる

この絶景を

見守っているのだろうか


鷲子山上とりのこさんしょう神社に赴いて

日本一の大フクロウをこの目で見る

愛らしくも大仏のように

神々しく思えた


その隣にあるフクロウポストに

祈願文と願い事と

おこころざしを封筒に入れ

あの人の無事を祈った


さて

次は茨城県だ

おっと

もう足を踏み入れていたようだ

私は大鳥居を境に

左右を見比べ

得意の笑みをこぼした

宇都宮餃子うんまいぜや!

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