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かけだし勇者の放浪日記  作者: hearo
春の兎と風の丘
34/64

草原人と子兎との出会い 4

穴のサイズは直径1メートル50センチほど。身をかがめれば横幅には随分と余裕がある。

奥行きは少なく見積もっても3メートル以上。その一番奥に、子兎が一匹、身を潜めていた。

小さいと行っても、地球のうさぎだったらおそらく成獣と言っていいサイズだ。

やけにおとなしい。抱き上げる時もさしたる抵抗が無い。ほんとに野生動物か?


「抱かせて抱かせて」


サクラさんに見せると、どうやら琴線に触れたらしい。


「おおっと、落とさないように気をつけてくださいね」


サクラさんの方に差し出すと、ジタバタと暴れた。やっぱり子兎かな?そんなしっかり捕まえてるわけじゃないんだけど……元気が無い?


「大丈夫よ。よしよ〜し、怖くない怖くない〜」


サクラさんがあやすと、時期に落ち着いたようだった。今は静かに抱かれている。

……やっぱり気になるな。

モノクルを識別モードに切り替えると、表示は春兎(スプリング・ラビット)と出た。ってことは、サイズから言っても子兎だろう。


「……そのまま抱いていてください。距離(ディスタンス)解析(アナライズ)識別(ディスクリメント)……ええっと確かステータスカードに……生命力表示(バイタル・ビュアー)


解析と識別、それに情報開示の予約語である生命力表示(バイタル・ビュアー)を用いて、うさぎの状態を確認する。

普通は人の病気の診断に使う機能だけれど、うさぎには解析(アナライズ)を使ったことがあるから、多分行けるはず。

ステータスカードの表示を見ると……ん〜……少し脱水気味?体力もちょっと落ちてる感じか。


「ええっと……ちょっとのどが渇いてるみたいなんで、とりあえず水をあげます」


「そう?」


草むらに腰を下ろしたサクラさんに、ペットボトルから水を次いで渡す。

子兎の口元に近づけてやると、少し匂いを嗅いだ後、勢い良く飲み始めた。


「こら、暴れるんじゃないの。ほら、こぼれちゃうからっ」


結構な量を飲んだようだ。ん〜……魔力は……なんとかあるか。


「サクラさん、ちょっと貸してもらえます?」


「え〜〜〜」


「……また後で抱いていいですから」


サクラさんから子兎を受け取って、膝の上にのせる。やっぱり大人しいのは、体力が落ちてるせいだろう。


「……ええっと、組み替えて……体力分与(スタミナ・パサー)


触れている相手に自分の体力を分け与える魔術を発動させる。

訓練中に死にかけた時など、よくこいつで体力を注がれたものだ。全くうれしくなかったが。

しばらくすると、ずっとおとなしくしていた子兎が首をもたげた。よしよし、いい感じ。


「今の呪文は?」


「体力を少し分け与える魔術ですね。治療魔術なんかと合わせてよく使うやつで、っと、こらこら。登ってくるんじゃない」


どうやら体力分与(スタミナ・パサー)はかなり効果があったようだ。

ステータスカードを見ると、残り魔力は6、体力は110。魔力は解析(アナライズ)の多様もあって結構減ってるけど、体力はほとんど影響ない。流石に体が小さいから効率がいいな。


「随分元気になったわね。……と言うか、懐かれた?」


「かもしれませんね。よっと。ほら、お前は結構でかいんだから、膝の上で我慢しとけ」


膝の上で額や背中、首周りをなでてやるとすぐにおとなしくなった。むぅ、この子は額がいいらしいな。


「……餌は食べるかしら。ほら〜、ごはんですよ〜」


サクラさんがその辺の草をちぎって差し出す。どうだろう?こいつ一応野生動物なんだけど、人の手から餌を食うか?


「あ、食べた食べた」


もしゃもしゃと草を咀嚼する。好き嫌いがあるようでなんでも食べるわけじゃないみたいだけど……もしかして、穴が見えたのってその前の草をこいつが食べたせいかな?


「は〜い、よしよし。よくきたわね〜」


餌につられて、サクラさんの膝の上に移っていった。

しかし……成獣と比較して10分の一以下のサイズ、生命力表示(バイタル・ビュアー)の内容、人へのなつき方……まだ親と一緒にいるくらいの子兎だと思うべきだろう。


「……親とはぐれたんですかね」


「そうかも知れないし、そうじゃ無いかもしれない。巣穴に居る時に、運悪く母ウサギが狩られた可能性も否定出来ないわ」


「まあ、そうですけど……ここらへんにうさぎが戻ってないのって、昨日のアレのせいでしょう?」


轟音(ジェット・サウンド)。影響は予想以上に大きかったようだ。


「あの系統の魔術がダメなら、ギルドから案内がありそうなものじゃない?アレだけが原因かは解らないもの。あたしたちが原因究明しても仕方ないことよ」


「……そうですね」


アレについては様子見。影響が長引くようなら魔王に相談してみよう。

それからしばらく、草むらに腰を下ろしてうさぎと戯れるサクラさんを眺めていた。



□□□



「それで、この子はどうするのよ」


「どうしましょうかね」


拾ったはいいがノープランだ。


「とりあえず、ポンさんに聞いてみましょうか。うさぎの生体についても、なにか知っているかもしれませんし」


穴の中に居た状態から考えると、このまま放してしまって良いかは微妙なところだと思う。ギルドでも子兎や親子連れは狩らないように言われてるし、轟音(ジェット・サウンド)がターゲット以外に与えた影響なら目覚めが悪い。


「そうね。そろそろ解体も終わるんじゃないかしら?」


うさぎを捌いている所に子兎を連れて行くのもどうかと思うけど、他に手もないし仕方ない。

草むらをぐるっと回って大八車を止めた場所に向かうと、ポンさんはロープで車に獲物を固定しているところだった。

……あれ、100キロ近くあるはずなんだがなぁ。見た目は少年でも成人か。


「あ、こら、ちょっと、暴れるんじゃないわ」


こちらに気づいたポンさんが、「終わりましたよ〜」と手を振った所で子兎がサクラさんの腕の中で暴れだした。


「おや〜?子兎を捕まえたんですか〜」


「ええ、そこの穴の中でって、あっ」


うさぎはサクラさんの腕からするりとぬけ出すと、俺の脚の後ろに隠れる。


「お〜、どうした〜……って、まあ聞くまでもないか」


「どうしましたか〜?」


「いや……臭いからちょっと離れて」


「……ヒドイですぅ〜」


本格的な解体作業をしていたポンさんは、穏やかな表現をしても血まみれだ。多分、血の匂いに怯えているのだろう。

抱き上げてやると、腕の中でおとなしく丸くなっている。とりあえず逃げ出す気は無いらしい。


「穴の中に一匹で居たのを拾ったんですが、ちょっと弱っていまして。うさぎの生態について知っていたりしませんか」


「うぅ〜……特にフォローも無しですか〜、そ〜ですか〜。穴の中に居たなら、乳児じゃないですかね〜」


「母ウサギは居ませんでしたし、サクラさんが草を与えたら食べてましたよ。ああ、こいつが怯えているのは匂いのせいだと思うんで、少し血を落とすといいと思います。サクラさん」


「はいはい。水とタオルね。焼け石に水だと思うけど、どうぞ」


「ありがとうございます〜」


ポンさんが身支度をしている間に、サクラさんは小さな方の大八車にツボを積み込んでいく。中身はうさぎの内臓らしい。

木の蓋が置かれているのでこちらからは何も感じないけど、うさぎからはどうなんだろう。野生動物はみんな結構鼻が良い事が多いんだけどな。


「ええっと……歯が生えてるなら離乳期には入ってると思いますよ〜。ただ、大きさから言って生後1〜2週間ではないでしょうか〜。まだ母ウサギと一緒に行動している頃ですね〜」


「うさぎはそんなもので乳離するの?」


「いえいえ、本当に乳離をするのは成獣になるほんのちょっと前ですよ。初めの1週間ぐらいは母ウサギと一緒に穴に篭っているそうです。春兎が唯一他の生物に襲われる時期ですからね。個体によっては穴の入り口を自分で潰して、一週間巣穴の中でずっと乳をあげるらしいですよ」


「春兎が営巣するのはその時期だけですから〜。子供が動けるようになると草原に出るようですが、たまに子兎に乳をやっている母ウサギを見かけますね〜」


ってことは、こいつは今乳と草を同時に摂取する離乳食時期みたいな感じなのかな。

ん〜……このまま野に返すのはちょっとよくない気がする。


「うさぎを拾った例って無いんですか?」


「どうでしょう〜。小さくても魔獣ですからね〜。拾われた子兎が居ても、お肉になってるんじゃないでしょうか〜。若い方がお肉が柔らかくで美味しいですよ〜」


いや、それはどうなのさ。俺はギルドの方針に逆らってお縄につきたくは無いぞ。


「ダメよ、子供を狩るなんて。それが魔獣であっても、人類のすることじゃないわ」


「ギルドに怒られるのは勘弁ですし、今日も1羽仕留めてますからね。食いもしないのを狩るのは蟲ぐらいで十分ですよ」


「とは言え、連れて行くんですか〜?放してしまったほうが良いと思いますけど〜?」


「まだミルクが必要なんでしょ?そんな事して、餓鬼になったらどうするのよ」


「いや、流石になりませんよ」


『冬山で谷底に赤子を投げ捨てても、それが鬼なら生き残る』と言われる鬼族じゃないんだから、多分普通に死ぬか、魔獣なんで多分普通に生き残る。


「この状況でほうっておくのも目覚めが悪いんで、街に連れて行って大丈夫ですかね?」


辺りを見回しても、大小関係なくうさぎ達の姿はない。引き起こした原因は俺の魔術にありそうだし、気づいてしまったものを放置するのは忍びない。


「うさぎをですか〜?う〜ん……とりあえず、門で事情を説明してからですねぇ。それ以上はなんとも言えません〜」


「なら、早く戻りましょう。前は急げと言うじゃない」


「善かは判りかねますが」


もしかしたら単なる子兎誘拐事件になるかもしれんしね。


「お前はどうする〜?一緒に街に行くんでかまわないか〜?」


どうせ返事は無いと分かっていても、一応は子兎に聞いてみる。魔獣は他の動物とくらべて知能が高い。もしかしたら、俺達の話だってなんとなくわかってるかもしれない。

……わかってない顔だな。

地面に降ろしてやっても、特に逃げる様子もない。俺が一歩離れると、ぴょんと跳ねて近づいてくる。うん、ダメだな。


「ほら、こっちにおいで〜」


サクラさんが地面から引っこ抜いた草を振りながら子兎を呼ぶ。その草、そこら辺に生えていますよ?

勢い良く揺れるそれに興味を持ったのだろうか、子兎がサクラさんの方に近づこうとして……間にポンさんがいるのに気づいて大きく迂回していった。


「……ひどくありませんか?」


「まあ、俺ら揃ってヒドイですから。早く帰って風呂行きましょう」


俺やサクラさんから血の匂いがしないのは、ポンさんが解体作業を引き受けてくれたおかげだ。仕留めたのは俺たちだし、うさぎにとっちゃ3人変わらずロクデナシだろう。


「そうですね〜。小動物に避けられるなんて、ポックルとしてのプライドが許せません。何としても懐柔してやらなければ」


畜産の種族は役割に並々ならぬプライドがあるようだ。モフってたし。


「サクラさん〜、大きい方の大八車をお願いします。小さい方は俺が引きますから」


「いいんですか〜?」


「流石にポンさんが引くよりは早いでしょう」


サイズは小さめで軽いほうだけど、体格的にはサクラさんより小さいポンさんが引くにはでかい。ツボに中身が入って重さも増しているし、ここは適材適所だ。


「かまわないけど、この子、誰が抱えるの?」


「あ〜……そうでした」


ポンさんに近寄る気配が無いから、俺かサクラさんが抱えてやらないといけないのか。流石にうさぎの亡骸と一緒に載せるわけにもいくまい。それこそサイコパスだ。


「俺が大きい大八車を引いて、サクラさんが抱えます?」


「どう考えてもアキトが抱える以外ないと思うけど?」


能力的にはそうだろうけどさ。流石にそれはちょっとプライドが傷つくのよ?たとえ100キロあろうと、引けないことは無いはずだ。鍛えているし。


「ほら、残念だけどアキトの所に行きなさい」


行って帰って。サクラさんに抱きかかえられて、子兎が戻ってくる。

いやー、小さい二人が大八車を引いている中、俺一人うさぎを抱いてるとか……無いわ。

どうしたものかと思案していると、子兎は器用に前足で俺の手をペシペシと叩く。


「ん?どうした?」


話しかけて言葉が帰ってくるわけでもないんだが……おや?今度はサクラさんの方を見た。

こちらを向ける。ペシペシ。ポンさんの方を向ける。ペシペシペシ。サクラさんの方を向ける。……ふむ。

地面に降ろそうとする。ペシペシ。高い高い。ペシペシ。中い中い……そんな言葉はないか。やはりこれくらいの高さが良いらしい。

つまりここから推測される答えは……これだ。

サクラさんの頭の上に、子兎を乗せてやる。


「……何やってるのよ」


「いえ、なんとなく乗せてほしそうだったので」


兎の方が。どうやら満足したらしい。表情で分かる。


「あっ、こらっ、角をつまむんじゃない!もうっ」


子兎は器用に頭の上に乗っている。額に生えた2本の角を、前足でうまい具合に抱えていバランスを取っているようだ。


「まあ、そのまま運んで良いんじゃないですか?大丈夫でしょう?」


普通は頭にのせるには重い気がするが、サクラさんなら大丈夫だろう。


「それに、割りと似合ってますよ」


少し不思議な感じもするが、いつものローブのフードよりは可愛らしい。


「……そう?まぁ、別にかまわないけど……」


やはり重さは気にならないようだ。そして、兎の方も流石は魔獣。バランスを崩す様子は全く無い。


「……はい〜、戻るなら遊んでないで戻りましょう〜」


別に遊んでいたわけじゃないのに、何故かポンさんに急かされた。



□□□



子兎を連れて大通りをギルドに向かう。

時間はおそらく夕方16時を過ぎたといったくらい。町の入口で検疫に多少時間はかかったもののの、タイミングが良かったのか30分ほどで終えることができた。

やったことと言えば、街の魔法士に解析(アナライズ)で疫病持ち出ないかを確認してもらいうのと、蚤よけの薬剤を添加してもらうことに2点。結構な数の羊や山羊が街と風の丘を行ったり来たりしているので、検疫自体はなれたもののようだ。

一応魔獣なので、今日中にギルドに連れていくことを支持されている。これも向かうので問題ない。


「それじゃあ、私はうさぎを解体して引き渡しておきますね〜。小一時間くらいで終わると思いますので、子兎の件が終わっていても、受付にいてください〜」


解体場にポンさんを残して、ギルドの受付列に並ぶ。

うさぎは事前計量の結果、少なく見積もっても120ゴルほどにはなりそうだった。皮の買取価格がどうなるかはポンさん次第だけれど、赤字にはならないのでとりあえずは良しとする。

そう言えば、内臓は引き取ってもらって、代わりにそういう料理が食べられる店の割引券を貰った。鮮度や寄生虫の問題があるので、肉屋に卸しても大差はなく、食堂や酒場では自分が食べる分以外は引き取ってくれないそうだ。

卸値自体は部位によって差があるから、ちゃんと処理してある保証ができれば肉屋の方がギルドに卸すよりは高値がつくようだけど、なかなか難しい。


「こら、あんまり動くんじゃないの。落ちるわよ」


頭の上に子兎を載せたサクラさんは、兎がキョロキョロとあたりを見回すのでバランスを取るのが大変そうだ。

こいつが頭に乗っているおかげで、珍しく街中でもフードを被っていない。周りの注目は集めているようだけど、気にする必要はなさそうだ。

10分ほど待って、ようやく受付カウンターのひとつが空く。


「お待たせいたしました。ご用件は……うさぎですか?」


頭に子兎を載せたサクラさんを見て目を丸くする。


「……それ、春兎(スプリング・ラビット)ですか?」


「ええ。風の丘の巣穴に、一匹で居るのを拾いました。どうすれば良いかと思って、とりあえず連れてきたんですけど」


「……分かりました。奥の商談スペースにどうぞ。そちらでしばらくお待ち下さい」


受付のお姉さんは『隣の窓口をご利用ください』と書かれた立て札を立てて、奥の扉へと入っていった。


「とりあえず、待ちましょうか。ほら、あなたもいいかげん降りなさいよ」


子兎を抱え直したサクラさんと二人、商談スペースで待っていると、さっきのお姉さんが身なりのいい男の人と一緒にやってきた。

妖間族……体格的にホブゴブリンかな?妖間族は種族内で更に細分化されるからよくわからない。お姉さんはまた吸魔族だろうか。


「お待たせいたしました。アキト様、サクラ様。本件、わたくしアイリーンが担当させていただきます。こちらはシルケボー支部調査課長のグスタフ様です」


「はじめまして。グスタフ・アーカーソンです」


「はじめまして、アキト・ハザマです」


「サクラです。調査課長って調査依頼なんかの情報収集を行っているところですよね?あたし達、うさぎの生態について聞きにきたんだけど?」


「説明に関しては私から。こちらからもお話を伺いたい事態がありますので、ご説明させていただきますね」


聞きたい事態……やっぱ、アレよね。


「現在ギルドは、風の丘に済む春兎(スプリング・ラビット)の縄張り空白化現象について、調査を始めております」



ギリギリでした。明日も23時までには更新したいと思います。


■餓鬼

乳幼児期に親に捨てられり、虐待を受けたりした鬼族の子。

成人後に極めて発狂の周期が短くなる傾向にあり、周囲で暮らす人類にとって甚大な脅威となる事が多い。

転じて、鬼の孤児を見つけたら殺すか手厚く育てるかのどちらかしか無い、と言われるようになった。(鬼人化の呪いがあるので基本的に育てるしか無い。育児放棄は人類を滅ぼすのです。)

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