絵描き少女とフルート奏者
美術部員の女の子が夏のコンクールに出す絵を何にしようか迷い、スケッチブックと鉛筆を片手に放課後の廊下を歩いていれば、聴こえてきた楽器の音にふらふらと引っ張られるようにその音の出所を探していく。音の出所を見つけると、誰が吹いているのだろうかというドキドキ高鳴る胸を押さえ、そっと扉を開ける。その教室にいたのは夕焼けの光に照らされ、フルートを奏でる一人の男の子が。
美術部の元気いっぱいな女の子と吹奏楽部の物静かな男の子の織り成す青春物語。
美術部の元気いっぱいな女の子と吹奏楽部の物静かな男の子の織り成す青春物語。
一章+聴こえてきたフルートの音
2014/10/06 16:50
(改)