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まえがき プログラミング
僕の前にAIの女性が現れ、1ヶ月がたった。実際は無性別と言った方が良いのかもしれない。銀色のボブヘアーに花飾り、彼女の髪、肌、手、足、胸、尻、どこに至るまで彼女の姿は人間に見える。
いや…………彼女もいたことない僕が、こんなかわいい子(?)と…
まぁ、この見た目にしたのは僕なんだが………
「そんなにじろじろ見て、何か、ありましたぁ?」
少しばかり、恥ずかしげに彼女は言った。
「いや、やっぱり美しい見た目をしているなと思って。ていうか、その恥ずかしがってるような表情も自分自身の感情からきているのか?」
「…それはそうです。この感情は
蒼真くんがくれたものですから。」