【38】適温!
僕らがダンジョンルームに転送してくると……
ダンジョンの中が暖かく丁度良い温度に調整されていた。
そして、真っ赤なドレスを見に纏った!
アクアが出迎えてくれた。
「マスター! 見て下さい!!!
これ! 炎のダンジョンコアの力を使って服の色を変える事が出来ました!!!」
喜ぶアクアに、僕は……
「よく似合っているよ!」 と言うと
アクアは、飛び跳ねて喜んでいた。
僕はアクアを落ち着かせて、紅姫とアルの火傷の具合を聞くと……
「あちらに、おりますよ!」
そう言われて、振り向くと! 2人はダンジョン内に造られた温泉に浸かっていた。
しかも、素っ裸で……
僕は魔物とは、羞恥心のカケラも持ち合わせていないのかと! そう思った。
紅姫は、片手を上げて僕に挨拶をしてくる。
「遅かったわね! アマネも入ったら。
この水凄いわよ!!! 暖かくて気持ち良いし、傷も治るのよ! 凄いでしょ!!!」
そう話しかけてくる紅姫の入っている温泉の周りに、僕は……
「アイスウォール!!!」 氷の壁を作り出した。
そして、傷も全て消えた事をアクアに聞いた僕は安心して休む事にした。
僕とフェルは先に寝ているユキの元へと行くと横になり眠りについた。
他の者達は、温泉を堪能した後! 食事を取り寝たらしいが……
僕達は死んだ様に寝ていた為に、その後の事は何も覚えていない。
そして、2日ほど眠り続け起きると……
アクアに皆んな連れられて、ダンジョンの2階へと連れて行かれた!!!
「……何ここ!!! 凄く広い!!!」
「これは、どうしたの? アクア……」
「実はですね! 炎のダンジョンコアを吸収した事で、ダンジョンルームが拡張したのですが……
あの生活をしている部屋は元々広いですし。
あそこを広くしても今でも持て余しているのに勿体無いと思いまして、マスターが以前から話していた練習場なる物を準備してみました!」
これは、かなり嬉しい!
前から練習場所には、困っていた。
インフェルノウルフにスノーウルフ、アルゲンに鬼人! 皆んな高ランクの魔物だ。
見つかると色々と面倒だし!
ダンジョン攻略の際にフェルは、姿を見られている。
それがバレると僕も疑われかねない……
しかも、いくら無茶をしてもダンジョンだけあって! 壊れても修復してくれる!
これで、皆んなの全力が見られる!!!
僕は本当に喜びアクアに、お礼を言った。
「本当に、ありがとう。 アクア!!!」
アクアは、とても嬉しそうに喜んでくれた。
その姿を見て、僕も嬉しくなった。
そして、僕達は炎のダンジョンの恩恵を確認する事にした。




