表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【書籍化・コミカライズ化】商社マンの異世界サバイバル ~絶対人とはつるまねえ~  作者: 餡乃雲(あんのうん)


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

543/617

k-461

 ゼラリオン教信徒の巡礼装束を脱ぎ捨てた俺たちは、本殿の大扉を内側に向けてゆっくりと開け、中に入った。


 神殿内部は伽藍堂の空間となっており、扉と同じ朱色と黄金色の装飾が壁一面に施されているようだった。


 というのも、血の色をしたうすぼんやりとしたランプと若干刺激のある妙な香りのお香が充満しており、視界が十分に保たれていなかったからだ。


 だから注意してよく目を凝らさねば、奥に人らしき影があることに気が付くことは難しかっただろう。


 奥には一人、教皇ギデオンと思われる人物が神像に向かって祈りを捧げているようだった。こちらに背を向けているので表情はうかがい知れないが、頭は丸坊主で高身長。


 まるでインドの高僧かのような佇まい。


 大扉を開き外の光と空気を中に入れたのだ。相手もこちらに気が付いていないわけがない。だが教皇と思しき人物は俺たちなど意に介さず、瞑想を続けた。


 瞑想とは無我の境地に至るものだともいう。不気味だ。


 攻撃を仕掛ける前にまずは相手の正体、なぜ俺たちと敵対し戦争をしかけてきたのかを確かめるべきだと思った。なぜ敵対するのかを問いただし、交渉で済ませられるものならそうしたい。


 俺がそうしたいのだ。


 俺は突撃の構えを見せたメンバーを一度抑えつつ、その正体を鑑定スキルを使って確かめることにした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ