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【書籍化・コミカライズ化】商社マンの異世界サバイバル ~絶対人とはつるまねえ~  作者: 餡乃雲(あんのうん)


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 俺たち(俺、ユリナさん、ターニャ、セト、アッシュ)はさっそくバルコニーに備え付けてある、広めの露天風呂に入ることにした。



 部屋付きのメイドさん曰く、露天風呂は精霊樹の朝露で沸かした回復効果のあるお湯なのだそうで。


 お湯の色は綺麗なエメラルドグリーンでハーブの香りが立ち昇っていたよ。



 俺は体の汗を流してから、湯船にざぶんと浸かった。


 うは、気持ちいい。疲れがお湯に溶けていく。

 

 外を見れば、緑を基調とした幻想的な風景。優しく酸素たっぷりの綺麗な空気。小鳥の囀りが聞こえている。



 癒される。



 俺はユリナさんから手渡されたセトとアッシュを湯船に入れる。キャッキャ、ワンワンと世界一可愛い二人は大はしゃぎ。


 あんまり動くとのぼせるぞ?



 するとどういう仕掛けか、精霊樹のツタが氷の入ったアイスティを運んできた。


 鑑定で飲み物を調べてみたら、ジンジャー系の植物も入っていて発汗促進効果があるもののようだ。


 さっきのメイドさんが気を利かせてくれたのだろうか。チップ弾まないとだ。


 


 ふう、風呂に浸かりながら飲むお茶もなかなかいいもんだ。



 セトやアッシュもアイスティが気に入ったみたい。アッシュは犬かきで泳ぎながら全身で喜びを体現していたよ。



 すぐに体を洗ったユリナさんとターニャも湯船に加わり、家族全員でお風呂を満喫したのだった。



 それからお風呂から上がった俺たちは、広いフカフカのベッドで眠ることにした。



 ベッドに横になった瞬間、これまでないくらいストンと気持ちよく眠りに落ちたのだった。

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