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16/617

k-15

 15:30

 町に到着。ちなみに町の名前はレスタと言うらしい。門番とコミュニケーションをとる中で解った。


 まず冒険者ギルドに寄って、依頼がないか確認をする。


 ブルーウルフとゴブリンという単語があったので、依頼書をペリっと剥がし、窓口のダンのところへ持っていく。


 そして、ゴブリンの耳と、ブルーウルフの爪や牙を見せる。


 そうすると、ダンさんは指で輪をつくり、OKのジェスチャーと一緒に「○~◆△★」。


 「オーケー」だとか「大丈夫」という意味なのだろう。また一つ、言葉を覚えた。


 ゴブリンの耳とブルーウルフの爪は回収された。その代わり、討伐報酬として、銀貨四枚とポイントをもらえた。


 ちなみにダンに数字を教えてもらった。指を一本たてこれが一という感じで。となると、俺の今のポイントは14ポイントということになる。


 魔法のジェスチャーをしたスキル指導は150ポイントと書かれてある。まだまだ、遠いな。


 次に、サラサの店に寄ることにする。天秤の絵が書かれたお店の看板を鑑定すると、「ミスリルの天秤」という店名だということがわかった。


 サラサにウリマスと現地語で伝えると、台を指差し、物をだせのジェスチャーと言葉をかけられた。


 ちなみにサラサは中々の美人さんで、髪の毛は赤っぽいブラウン。目鼻立ちはくっきりしていて、背もそこそこ高い。160センチ以上はある。


 年齢は見たところ25歳くらいに見える。言葉のわからない俺にも優しく接してくれているし、本当に良い娘さんである。


 さて、商品の売却であるが、ブルーウルフの毛皮、牙は銀貨5枚、魔核は銀貨1枚、ゴブリンの魔核は銅貨6枚。ダガーは解体用に使うので売らない。


 体力ポーションは試験管1本で金貨3枚もしているが、それは作成の手間や保存性能が良いからだと思われる。


 ペットボトルに入れたポーションを見せると、試験管5本分強の容量があること、中間マージンを差し引き、金貨15枚で買い取ってもらえることになった。


 デュアルポーション(小)を見せ、鑑定結果の現地語をマジックボードに書いて見せるとサラサは驚き、金貨20枚の価値があると言った。


 マージンを差し引いて、金貨19枚で買ってもらえた。


 サラサは金貨34枚、銀貨5枚、銅貨6枚を皮袋に入れて、俺に差出した。俺はそれを受け取り、現地語でアリガトウと言い、彼女と握手を交わした。


 俺は、サラサに寝具や歯ブラシがないか、ジェスチャーで聞いてみた。


 何とか通じたらしく、ブルーウルフの毛皮を加工した掛け布団、藁を布でくるんだような敷布団。これが、二つで金貨4枚だったので、買うことにした。


 また、ショイコだけだと流石に布団の持ち運びは無理なので、人力の荷車を買うことにした。なお、歯ブラシは3本おまけしてもらった。


 荷車に購入した荷物を積んだ俺は、店を後にした。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] サラサの店名は【K-5】でもう分かっている。(サラサの店に寄ることにする。天秤の絵が書かれたお店の看板を鑑定すると、「ミスリルの天秤」という店名だということがわかった。)この文とサラサ…
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