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【書籍化・コミカライズ化】商社マンの異世界サバイバル ~絶対人とはつるまねえ~  作者: 餡乃雲(あんのうん)


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k-112

 鮎っぽい魚、トゥカリュスの刺身で舌鼓を打った宴会の翌日。


 なんと、サラサが帰りがけにマルゴと結婚することになったと言ってきた。


 身振り手振りのジェスチャーも交えてだったが、昨日の二人の様子を見る限り明らかだったので、理解は容易だった。


 そして、サラサはここで結婚式をしたいと言ってきた。二日後だそうだ。


 今いる面子の他にエルザという女性も招きたいそうだ。なんとエルザはジュノの彼女らしい。


 なんだ、ジュノのやつ彼女がいるのかよ! と俺は心の中で突っ込んだ。


 昨日、ジュノが傷心した様子なのに少し気を使ったのだが、損した気分になった。ずいぶんと急な話だが、俺はOKした。


 ムレーヌ解毒草のスープを朝食に飲んで体調を回復した三人は、レスタの町へと戻っていった。



 ……めでたいな。親友二人が結婚するのだから祝ってあげないと。


 二日後か。ずいぶん急な話だ。


 トゥカリュスの刺身なら川に行けばとれて、かつ大好評だったので、ドラム缶風呂の水を汲むついでに作ろう。


 あとは、久しぶりにハーブ鶏で料理を作るのも良いなと思った。


 そういえば前に、九州地鶏専門店で砂肝刺、レバ刺、ハツ刺をにんにく醤油につけて、芋焼酎の炭酸割と一緒に食べるのにハマっていたことを思い出した。


 氷に盛られた鳥の刺身、あれは絶品だったなあ……。


 醤油はないけどにんにくと塩はあるので、それで作ることにしよう。


 ササミでトリワサならぬ、トリニンニクを作るのも良いな。いかん。よだれが出てきたぞ。



 そんなことを考えながら、俺は毎日の日課である家畜の世話と鍛錬。その後、畑の世話をした。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] よその男女の結婚式をなんで友人宅でやるんだい? 自分の村でやれー。
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