魔力量も呪われてました( ; ; )
「どういう事ですか?あの人は僕が見た中でそんな事をする人の用には見えませんでしたよ。というか神様ってなんですか?」
「私も詳しくは分かりません。直接聞くしかないですね。しかも恐らくですがかなり高位の神様なんです。過去に一度も加護を与えていません。なのでその正体はあまり分かっていません。ですがある予言の一部分にこんな事が書かれています。
『出場者の内の一人は***からの加護を受けている。***は前の世界からその人物に執着し、ある時気づいたら其の者の近くに現れている。その人物の名は///////。***に運命を呪われた哀しき人物よ。』
と。この文献と関係があるのは間違いないかと。」
「こっわ。俺からしたら恐怖以外何にもないわ。」
「でも彼女、今思えばずっと幽鬼と一緒のクラスだな。家も近かったし。」
「え?そんな奴いたっけ?」
「うん。がっつりいたよね。というか気づいたら近くにいるってことはさ、いつかこっちに来るんじゃない?」
「やめてー!フラグ立ちそうだから!」
「ほら幽鬼!君の後ろに!」
「お前達冗談でもマジやめろって!怖いから!つーか心当たり今になって思い出したから!」
「ははは、いいじゃん別に。いつもは僕がからかわれる側なんだからさ。」
「テメェなぁ。こっちとしては相当怖いんだぞ。揶揄いのレベルが違うんだよ。恐怖の度合いが。」
「あの一ついいですか?」
「ああん?」「なにかな?」
「水晶には魔力量が映されませんでしたよね?なんででしょう?何か不具合でもあったのでしょうか?念の為もう一度測ってもらっていいですか?」
「そういや映ってなかったな。」
もう一度手を当てる。
そして光が埋め尽くす。だが今度は黒い光だった。
「なっ!?」「へっ?」「はぁ!?」
魔力量:444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444444……。
「おええ、ずっっと4じゃん。不吉すぎんだろ。呪われてんの?俺は?つか呪われてんだったわ俺ー。つか大体そうだよな俺こういったのは(ブツブツブツブツ)」
「これは…凄まじいですね。」
「だね…。本人は喜んでなさそうだけど…。」
「ですね…でも、おめでとうございます。これで学園には行けますよ。推薦状も後で発行するので、カウンターにお越しください。時間は、そうですね。15分後くらいには申請が終わりますので、それまではゆっくりしておいてください。」
「分かりました。」「まぁ仕方ない事なんだよ主人公は俺じゃないんだしどうせ(ブツブツ)」
「では後ほど。」
「(ぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつ)」