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今日の学校。終了。

「さーて、来週には第一次魔法闘技大会が開始されるからね〜!要注意だよ!」


魔法闘技…?文字からしてあのラノベ脳たちによって作られたような感じの行事だな……。


「注意事項は相手を殺さないことだね!それ以外なら直せるから良いってさ!ちなみに棄権や不参加もできるからね!優勝商品は今年はかなり特別な物でね!ここでクイズ!景品は何でしょうか!」


「「「「「え〜〜〜〜〜。」」」」」


「さぁさぁ?分からないのかな〜?」


ピンポン!


「はい、ソイルくん!」


どっから出てきたそのボタン⁉︎今何もないところから出さなかったか⁉︎


「魔剣だと思います!最近よく耳にしますので!」


「成る程ぉ〜、情報がよく出回ってるね〜。しかし!ブッブー、違いま〜す!」


ピンポン!


また出てきやがった!


「女子を一日中好きなようにできる権r」


「「「「「「⚪︎ねッッッッッ!!!」」」」」」


「ゲボフッ!!!」


「………他に何かある人〜。」


怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い⁉︎いや、今のは流石にちょっと禁句だったと思うけど!回復できるからってちょっと扱い酷くないですか?


「まぁ、今のは何もなかったということで…。はい、ということで!時間切れ〜!正解は〜〜〜。」


ドゥルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルルル………ダン!


何処からぁ⁉︎


「実戦用の夢幻物のレプリカです!」


「「「「「ウォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」」」」


夢幻物?聞くからに無嫌物に近しい何かのようだが……。


(おい、何か知ってるか?)


“おぉ、よく知っておるよ…。忌々しいことにな。奴らは儂らとは対になる物じゃ。儂らがグロさ+強さなら、奴らは上品さ+強さ、といった所かの?あやつらは嫌いじゃわい…。全くもって、忌々しい…。”


(おいおい、何かあったんだな?その様子だと。ザマァねぇなこのジジイ。)


“失礼な奴め。儂は性別の区別などないわい。無機物じゃからな。”


「ちょっと!聞いてますか!ユーキ君!」


「うあ…………すいません…。」


“プププ、ザマァないわい。”


(んだとこの…………。)


「反省してるんですか⁉︎」


「すいません……。」

絶対このやろう許さねぇ。


「それじゃあ!これから頑張って行きましょう!」

_____________________________________________



「幽鬼!一緒に帰r、ウワァァ!!!」

爽太は………女子に囲まれてんな。御愁傷様です。合掌。


「幽鬼君♪一緒にかーえr、ちょっと止めてください。貴方達に興味はありません。ねぇ?かーえろ♪」


「断る絶対断る100パー断る全力で断る逃げさせて貰うぜ!!!」


授業が終わり、廊下に出た。この学校の規則はだいたい把握したが、天井に張り付いてはいけないという校則はない。つまり、天井なら走っても良いよなぁ!


「『重力反転:制限対象:自分』」


フワッとした浮遊感と共に、俺は“天井に着地した”。


「あ〜〜〜!ずる〜い!」


「逃げるが勝ちだよ!じゃあなぁ!」


俺は走って寮に向かった。

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