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飯!制服!

現在地:食堂

「おっちゃん!連れてきたぜ!新入生のもう一人の方!」


そう言ってザックが厨房の方に呼びかけた。すると、


「おう、遅かったな!」

そう言って出てきたのは見た目の若いおそらくエルフであろう人物が現れた。


「で、なんでこの場に女子が二人もいるのか説明できるか?」


流れるような速さでいったぞこの人…。


「あぁ、実はな……」



______________割愛____________________



「なるほどな…。そういう事だったのか…。今まで何人かあった事があるがこの人数が一気に見るとは…。あ、スマンな。自己紹介してなかったな。俺はエルフの料理人、ヨウル・フルエだ。よろしくな!」


「それでこの二人に…。」


「安心しろ。あと二人分追加すればいいんだろ?いいぜ!ちょいと待ってな。」


すると厨房の方に戻っていった。料理をする音がする。俺この音好きなんだよなぁ〜。


「いい匂いだね。時間は少ししかたって無いのに…。なんでだろ?」


「というかこいつ剣なのに料理食えるの?」


「私は高性能ですから!このくらいはできるんです(ドヤァ)。」


「なぁこいつ殴っていい?」


「ウェッ⁉︎理不尽です⁉︎」


「じっとしてろよ〜、少しでも動くと傷跡残るかもしれねぇからなぁ〜。」


「ぐっ、爽太さんシールド!」


「えっ、俺まで巻き込ま無いでよ!」


「我流、普通のドロップキック!死ねぇい!」


「グハッ!」


「衝撃が私まで…!グハッ!」

ゴロゴロゴロゴロビターン!

フッ、決まったな…。あ、爽太巻き込んじまった。まぁ大丈夫だろ、なんかこっちの世界に来た影響で体が強くなってると思うし。そんな事もありつつ、料理が来た。


「待たせたな!ほい朝食Aコースだ!食い終わったらあそこに返してくれよ!じゃあな!」


そう言って去っていった。


「いてて、これは痣になってるかもな〜。」


「いやゴメンて。つい体が…それはそうと飯食おうぜ。腹減ったんだ。昨日の夜から食って無いもんで。」


「あ、そういえば昨日の夜お前食堂に来なかったな。なんかあったのか?」


「聞くな……。」


昨日はかなり地獄のような事をされたからな…。(遠い目)


「え、でも「聞くな……。」わ、分かった…。」


「もう食べようよ。」


「だな。」


「「「「「いただきます。」」」」」


メニューは白米、味噌汁、そして謎の焼き魚。


感想。美味しかったです。


_______________________________食後____________


「美味かったなー。」


「こっちに米があれば俺はもう無敵!」


「米があったのは嬉しかったな。」


「さて、制服もらいに行くぞ。」


「やったぜ!やっと着替えられる!」


「そんなに楽しみか?」


「ああ、やっとこの屈辱的な衣装から解放される!フハハハハ!」


「テンション高えな…。」

「それほど嫌だったんだね、その衣装。」

「まぁ、こんな衣装男が来ても変態だと思われるだけですからね。…フフ

。」


「さっさと行くぞ!着替えにレッツゴーだ!」


___________________________________________


「たのもー!」


「へっ?あなたは…?」


「よっすチェリーちゃん。こいつらあの例の奴らなんだが…。」


「あぁ!プリンさんから聞いてます!もう制服は用意できてますので安心してください!」


「そういえば、採寸とかしてないけど俺ら?どうやって用意したの?」


「それはですね…。企業秘密になるんですがこの制服を着るとその人に一番合った形に変わるんです。」


「「お〜異世界技術〜。」」


「むふふ、褒めても何もでませんよ?あ、クッキー入ります?」


一同(((((何か出てきた。)))))

例外(幽鬼君に何かあげようとした。殺す!)


「えいっ。」

何か不穏な空気を出していたので頭を潰しにいった。


「イテッ!もう、急に何するんですか。いえ、もっとしても構いませんけどっていうかしてほしいですけど。」


「だまれ変態。つかさっさと着替えさせてくれねぇかな。この格好だと恥ずくてな。」


「趣味じゃなかったんですね!」


「何言ってんのこの人、盛大に勘違いしてやがったかと思ったらこの年でこの衣装はキツかったか。つまりお前のチョイスのせいだふざけんな。」


「肺活量ありますね〜。」


「うん。幽鬼は化け物みたいな肺活量してるからね。そこらへんの水泳部とは全く訳が違うよ。」


「水泳部?」


「あぁ、ごめん。なんでも無いよ。」


そんなことをしながら、無事制服はうけとれた。


「またきてくださいね〜。」

なぜヨウルさんが幽鬼の服に驚かなかったのか。それは年齢!…ではなく、夕陽が認識を阻害しているからです。曰く、「幽鬼君のこの姿をあまり見られたくないから。」らしいです。

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