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ゴブリンの巣

今日二部目

18時にもう1話出します。

見事スキンヘッド達を倒した俺だが

今欲しいものがある。

それは魔法のスキル。



異世界に来たなら魔法は使ってみたいだろう?


火魔法を使いモンスターを焼き尽くしたり

水魔法を使いモンスターを水圧死させ

木魔法による状態異常無双

風魔法で他の魔法との合体技

神聖魔法による回復

光魔法によるバフの重ね掛けによる無双

闇魔法で相手にデバフを与えて………

と夢は広がる一方だ!!


あの僧侶の子が使ってた回復魔法を覚えて、使い方を教わるついでにお近づきになれるかもしれないし。

まあ、付き合えないと思うけど、


俺はギルドの低級クエストを受けながら

どの魔法が得られるのか、魔法を得たらどんなふうに使おうかそんなことだけを考えていた。


聞いた話によると、ゴブリンの中には魔法を使うゴブリンメイジ。

武器を使うゴブリンソルジャー、ゴブリンランサーなど様々なゴブリンが存在するらしい。


なら俺の出番だ。俺には、【模倣学習】のスキルがあるからだ。まだ、人にもモンスターにも使ってないから、学習出来るかもわからないが、実験がてらにやってみるのも悪くないだろう。



ゴブリンメイジから魔法を学ぶために…………ということで来ました。ゴブリンの巣!!

レベルも2上がり強くなった俺は

相棒の短剣と共にここに来た。

ゴブリンは巣の奥に、食べ物や女をためこむ習性を持っていて繁殖力も高いのでしっかり殲滅するのが大切だ。巣の周りには見張りのゴブリンがいるが、見張りの数はそう多くない。

6匹だ。



なので俺は、安物の短剣を投げ見張りを一匹倒す。

周りのゴブリンは何事かと、辺りを見回すがその瞬間


俺はすかさず、雑貨屋で大量購入した閃光玉で

ゴブリンの目をくらました隙に巣に侵入した。

閃光玉はモン○ンでも需要の高いアイテムだ。

やはり購入したのは間違いなかった。


巣に侵入したが、巣の中はもともとあった洞窟を使用したようで、

道は幾つにも枝分かれしていたので、その日の攻略は難しいと思い、引き上げようと来た道を戻ろうとしたところ、


大量のゴブリンの大きな鳴き声が洞窟内に響き、

その数秒後、ゴブリンものではないであろう大きな鳴き声が

洞窟内に響く。

声を聞いただけでもこれは異常事態だと言うことに気づけた。



俺は何が起きているのかという恐怖より好奇心と、ほっといたら被害が出るかもしれないという不安が大きかったようで

声のした方へ、進むことにした。



その道中で、ゴブリンメイジを発見した。

ゴブリンメイジは目が合うとすぐ火魔法を放ってきた。

俺はそれを飛んで躱し、その間に

【模倣学習】で、魔法を学んだ瞬間、

頭の中で無機質な女の声が響く


《……『火魔術』を学習しました。……》


この女の声は、レベルが上がった時、スキルを得た時、スキルのレベルが上がった時とまるでゲームのシステムのような感じで最初は驚いた。


そして今、『火魔術』というのを学んだ。

魔物は、魔法を使わず

『魔術』というものを使うらしいな。

まず、魔法と魔術の違いもわからんのだが……ここで気にしてても何も変わらんな。

ゴブリンメイジから魔術を学んだ俺は、どんどんと道を進んでいくが、


ゴブリン達の悲鳴に似た鳴き声は、

数分毎に聞こえ、

俺に行くべき道を教えているような

そんな気がしてならなかった。



俺はそのまま道中に出会ったゴブリンメイジの魔術を学びながら洞窟を進む。

《光魔術を学習しました》

《闇魔術を学習しました》

どうやら、光魔術はバフ、闇魔術はデバフをかけれるようだ。これは戦闘に大いに役立つだろう。そしてついに、

大声の元凶であるだろうモンスターのいると思われる大きなモンスターの前まで来たのだが…………


そこはには、人が数万は入りそうな

空間が広がっていた。



………………これはひどい、



大量のゴブリンは四肢をもがれ、

頭を潰されて死亡。

ゴブリン達にさらわれた女は犯された後、

切り刻まれ死亡している。

いくらモンスターのゴブリンでも、

この殺し方に悪意があるように感じる。

ほんとこんな殺し方を思いついたゴブリンの神経を疑うよ。



その中心に佇むのは、あの大きな声の元凶であると思われる、

ゴブリンと同じ緑の肌を持っているが、大きさは5倍ほど大きく、


手には石で作られたであろう俺の身長の3倍ほど大きな剣を持ち、

身体には、赤色の模様が刻まれたモンスター




ゴブリンキングがそこに佇んでいた。


ゴブリンキングを発見する直前の

大輝のステータス


名前:佐渡大輝

種族:人族

職業:冒険者 Lv 21

『固有スキル』

【無遅刻無欠席】

【模倣学習】

【翻訳】


『スキル』

【武術 Lv8】

【剣術 Lv7】

【火魔術 Lv2】

【闇魔術 Lv3】

【光魔術 Lv3】


『称号』

【異世界での初めての遅刻】





【松瀬共矢から読者の皆様へのお願い】

『面白い!』、『楽しかった』と思って頂けましたら、『評価(下にスクロールすると評価するボタン(☆☆☆☆☆)があります)』を是非宜しくお願い致します。


感想もお待ちしております。


レビュー、をしていただけるとなお嬉しいです。


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