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渡の転職先

やってやったぜ。

ついにLv 50だ。


あれから再び東の森で、モンスターを狩っていたのだが、

レベル50になる頃には、朝日が登ってきていた。


「マジか…もう時間ないじゃねーか。」


実はバーナル行きの馬車の出発は朝5時なのだ。

俺は急いで街に帰る。

その間にレベル50現在のステータスを見る。



名前:佐渡大輝

種族:人族

職業:冒険者 Lv 50

『固有スキル』

【無遅刻無欠席 第一段階限定解除】

【模倣学習】

【翻訳】


『スキル』

【武術 Lv 21】

【剣術 Lv 25】

【槍術 Lv 25】

【火魔術 Lv 25】

【闇魔術 Lv 23】

【光魔術 Lv 25】

【暗殺術 Lv 8】

【超回復 Lv 16】


『称号』

【異世界での初めての遅刻】

【ゴブリンキング亜種を討伐した者】

【ウサギの天敵】




これで、転職できる。

転職先は何にしよう。


(俺の読んでた異世界転移ものだと、主人公は……

賢者とか、ネクロマンサー、錬金術師とかのいい感じの職業だといいな。まず俺が主人公のはずないんだけどな)



「うおっと、着いた着いた」


気がつけば王都のギルド前まで来ていた。


「あっ、ダイキさん。もう少しで馬車出発しますよ〜」


「シーナさん、おはようございます。今から教会行くんで、ちょっとだけ遅れるかもしれません」


「はいはい。分かりました。すぐに戻ってきてくださいね!」


「了解です。シーナさん!」


俺はそう言うシーナさんを背に教会へ向かう。



「わお。」


流石は王都の教会。真っ白で大きな城?ぽい。

そして見覚えのある、水色のライン。


これ、アルタナの服と同じ配色だ。

まぁアルタナはいないだろう。


目の前には大きな扉。扉の前に立つと自動で扉が開き出す。


(やべ、綺麗すぎだろ。)


中には赤の絨毯が敷かれており、その先には、

1人の女性がいる。


「いらっしゃいませ。本日は参拝でございますか?それとも転職でしょうか。」


「転職で。」


「分かりました。では、少しの間そちらでお待ちください。」


「はい。」




こっちで待てって言われてもう5分たってんだけど。

いつまで待たせる気?


「お待たせしました。転職の間が空きましたのでご案内させてもらいます。」


案内されたのは床に魔法陣が描かれたとても明るい部屋だ。


「それでは私は退室しますので転職が終われば呼んでください。」


そう言って案内してくれた男性は部屋の外に出て行った。


「さて、転職先はなんだろな」


そう言って俺は床の魔法陣の上に立つ。

すると魔法陣は輝きだし、頭の中に転職先が浮かんできた。



【動く図書館司書】

あらゆる知識を得ることができる。

その知識はどんな小さなことでも、どんな大きなことでも過去未来どの時間軸のことでも知ることができる。

この職業は誰も得たことがない。



【スキルレコーダ】

スキルを収集することができる。スキル習得のスピード、熟練度の高速成長を得ることができる。代わりに職業レベル上昇スピード減少。得たスキルはいつどこでも使用可能。だが、固有スキルは集めることはできない。

この職業は誰も得たことがない。



【剣豪】

剣を使うことに特化した職業。

剣を扱うことに関しては一流。

極めれば剣聖になれるかも。



【魔術使い】

人の身でありながら魔術を多く使うものに適した職業。魔法が覚えやすくなり、賢者への道も開かれるかも。



【遊び人】

遊んでばかりいるダメ人間の第一歩。

悪人になるなら、こっちを選べ。



【自宅警備員】

現在、地球という世界で就職率が高い職業。

この職業は、貴族の子供愛用の職業。



【時の使者】

時間に関するあらゆる干渉権を得ることができる。

あらゆる職業を経験することで、さらに人智を超えた力を得れるかも。



えっまともなやつなくね?




【松瀬共矢から読者の皆様へのお願い】

『面白い!』、『楽しかった』と思って頂けましたら、『評価(下にスクロールすると評価するボタン(☆☆☆☆☆)があります)』を是非宜しくお願い致します。


感想もお待ちしております。


レビュー、をしていただけるとなお嬉しいです。


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