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バーリトゥードなガンスリンガー  作者: 雷条リオン
1/3

No.1二学期開始

コメディー6割シリアス4割をモットーに書いていく所存です

注意すべき点をかきます

1 ありがちなキャラ設定

2 どこかで見たことある様な能力者

以上の事がOKの方はゆっくりしていってね


「あー……くっそう……かったりぃ……」俺はクソ長いどーでもいい学園長の話に飽き飽きして、横を見ると相方である雷霆凛音が居眠りをしてたので

「おいこら起きろ少将」脇をくすぐりおこす

「うぐぇ!何しやがるこのクソジョン!」凛音は抗議の声を上げる。

「寝てるのが悪いw」と、凛音に言うと、学園長が

「はい、雷霆凛音君、後でジョン・ナイン君を職員室まで連行してくださいね」と言う不吉な言葉が聞こえた

畜生……何故か俺が悪いことになってるし

「これにて始業式は終了します、では三年生から順に出ていってくださいね、異能はできれば使うのダメね」うわ、あの学園長、移動系の異能持った生徒に縛り付けやがったぞw

―――職員室前

コンコン

「失礼します」凛音が礼儀正しくノックをしてドアを開けると、何故か俺の顔面に蹴りが飛んでくる

「うおっ!?危なっ」俺の異能である〝ありとあらゆるものの大きさを変化させる能力〟で蹴りの威力を最小まで減らし、ガードする

「ちっ、防がれたか」アンタホントに教師かよ大祐w

「ちょっといきなり何すんですか!朝から教え子に対して扱い酷くないすか!?」俺は大祐先生に文句を言う

「ん?相方を粗末に扱う奴は教え子と認めてないんだが?」うわぁ……俺悪いことしてなーいw

「俺はただ居眠りしてた隣の凛音を起こしただけなんですけど!?」俺は大祐先生に事実を伝えた

「だとしてもお前より凛音の方が階級は上だろうが」うぐぇ……痛い所を突かれたぜ……俺の階級は万年少尉なのに対して凛音は少将だ

「まあ……そうですけど……組む奴が居ないからっていう理由で組んでもらってますが」本来、凛音の階級であるなら杏さんや幻と組むべき能力なんだよな……

「まあ、説教はこのくらいにしておいて、お前らに任務だ。かなり面倒な任務だがその分評価も大きく上がる」大祐先生が持ってきた任務は簡単に言えば悪魔の隠れ家に潜入し、そいつらをぶちのめすといったところだ。

「受けても良いですが、バックアップに杏さんはつけられますか?」凛音が大祐先生に質問する。やはり凛音の能力ではステルス性はあってもいざという時の対処が遅れる可能性を考慮してだろう。

「まあ、凛音の能力を考えれば杏璃のバックアップは必要だろう。杏璃に凛音少将から個人的な依頼があると言っておくか?」大祐先生が凛音に聞くが

「いえ、俺が言った方がはやいです。」と即答した

―――特殊教室

「杏さん、居るかい?ちょっと頼み事があるんだけど」凛音が杏さんを呼ぶ

「おう、居るよ凛音は入りなよ、ジョンは廊下でバケツ持って立ってろよ」了解、俺は廊下でバケツを……って、なんか俺の扱いひどくない!?

「ちょ!なんで俺ダメなの!?入らないで廊下待機はいいとしても何故バケツもたんといけんの!?」杏さんに文句を言うが

「ジョン、うるっさい!」凛音の異能である〝イメージした物を具現化する能力〟で俺の周りを弾丸で囲まれる

さすがに俺の異能を使っても捌ききる自信は無い

「……分かったから弾丸を消してくださいお願いします」俺はまだ死にたく無いので凛音に許しを請う

「……まったく」

……良かった……また凛音に殺されかけた、一年の時に知り合って間もない頃にはミサイルの雨を食らわせられたことがあるからな、あまりこいつに喧嘩売らないようにしてるんだよな、まあ、馬鹿な奴は凛音に喧嘩を吹っかけて凛音に指一本触れることなく塵にされた奴も居たが

「で、頼み事ってのは何なの?」

「ああ、それなんだけどさ俺の能力ってイメージの具現化だろ?そのイメージが偏ってるから、腕と足にはイメージした物の具現化を強化できるようにしたいんだけどそういう感じの装備って作れたりするか?」

「つまりは刀以外の近接格闘武器を具現化できるように強化装備が欲しいって訳ね。報酬は?」

「杏さんの好きそうな同人誌10冊分」

「交渉成立だ、良いよ。でもちょいと時間かかるかも」

―――二日後

「凛音、出来たよ。凛音専用にカスタムされてるからほかの誰にも使う事は出来ないよ」杏さんは凛音にガントレットと一見普通の軍用の靴に見える靴を渡す

「お!これは良いね、凄く軽いし実用性も高いね。ほら、報酬の同人誌10冊」凛音は軽く6000円分位の量の同人誌を渡す

「一般的な同人誌10冊分位の値段で買ってきたよ」

すげぇ、さっすが凛音だ、二日でこれだけの杏さんの趣味にあう同人誌を集めるとは……

「ありがとう凛音!これこの前見たときに欲しかったんだけど買えなかったんだよね。次に作って欲しい装備があったらいつでも言いなよ、すぐ作っちゃうから」

「ありがとう、良しジョン行くよ」

凛音から任務開始の声が掛かる

「場所はビルの5階の一室か……ずいぶんと大胆な悪魔どもだな」俺は移動中に凛音に話し掛ける

「まあ、でも普通の人達は人間と悪魔の見分けがつかないからね」凛音は真剣に答えた、次の瞬間目の前に留まっていたバスが文字通り宙を舞った

「………チッ!」突然凛音が舌打ちをしたが早いか刀を具現化しバスをまっぷたつにした

「気づかれたのか!?」俺はM92Fを懐から取り出し、辺りを警戒する

「いや、今のは偶然だろう気付いたわけじゃなく、手当たり次第に破壊しただけだ。」凛音は冷静に分析する

「急ごう、奴らはこの辺を灰燼と化させる気かも知れない」凛音はそう言い、具現化させていた刀を消す

「おう」俺は返事をし、凛音の後に続く

―――ビル3.5階エレベーター内

「おかしい…この感じは間違いなく悪魔だが気配が薄い……」凛音は小さく、そう呟いた。確かにこの感じはおかしいな悪魔が近くならもっと気配が濃くてもいいはずだ

「…………!まさか!」凛音はすぐさまエレベーターの4階を押す

「どうした!?」

俺は珍しく焦っている凛音に聞く

「飛ぶよ!」え、今なんて言った?

「嫌だ、俺はまだ死にとうない」無理無理無理いくら俺でも4階から飛び降りたら死んじまう

「ジョンの能力的に大丈夫」凛音はさらっと言う

「あ」俺は言われて気づく

「行くぞ!」凛音はエレベーターのドアを若干手であけつつ、そこにいた警備員に学生証を見せ窓ガラスを突き破って飛び出す

「やめろォ!」凛音は女の子に襲いかかろうとしていた下級悪魔を上空からSPAS15(スラグ)で狙撃する

「グアァ!?」悪魔は何が起こったのかわからず奇声を上げる、だがたかが実弾兵器だ女の子から凛音に意識をそらす程度にしかならないだろう、だが凛音にとってはそれで十分だ

「ジョン!女の子を頼む!」凛音はそう言うと、既にまっぷたつにし終わったさっきの下級悪魔を蹴り飛ばし、次の下級悪魔に向かう、その瞬間その悪魔の運命は決まった、下級悪魔は何もする事無く凛音の前に崩れ落ちる。

「大丈夫ですか?怪我はないですか?」凛音は救出した人に声をかける

「あぁ……神よ……私を助けて下さったのですか」その神父らしき人は凛音に五体投地をする

「いえ、俺は神ではありません、ただの悪魔刈りが趣味の高校生です」凛音はにこやかに答え、下級悪魔を束ねていたらしい中級に目を付ける

俺は何をしてたかって?住民の護衛で下級悪魔の処理をやらされてる、一対多の近接格闘を叩き込まれていたから仕方が無いと言えば仕方が無い

「ハアッ!オラァ!砕け散れ!」俺は次々と下級悪魔を叩き潰していく

一方凛音は

「ほんっとに雑魚だね、なんでこんなゴミクズって無駄に頭がいいんだろうね?」中級を拷問している

「クソ……が……てめぇ……悪魔…の力?」中級は凛音に踏みつけられている

「んーなにか喋った?悪魔の分際で人間の言葉なんか喋りやがって、その上俺に質問するとは……いい度胸だね」凛音は刀をすでに原型をほぼとどめていない顔に突きつける

「その邪魔な口、聞けなくしてあげようか?」凛音は首を切り落とす勢いで睨みつける

「ヒィィィィ!やめてくれ、もう二度と人間なんて襲わないから命だけは…」

「そうだね……助けてあげなくなくない、そんな忠誠心の欠片もないゴミみたいな奴は死んだほうがマシだ」そう言い、凛音はガンットレットで殴りつけ、そのガンットレットから槍を具現化し貫く

「ねえ、お兄ちゃん」最初に凛音が助けた女の子が俺の制服の袖を引っ張る

「なんだい?」俺はできるだけ笑顔で答える

「あのお兄ちゃんの方がお兄ちゃんより恰好いいし強そうだね」

グハァ!何故俺が余り活躍してないみたいになってるの!?


―fin―

登場人物は増えます(笑)その時は「あ、またか(笑)」程度で受け取ってください

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