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この先の結末  作者: みほ
79/84

79

「ここに女のマネージャ―はいらねーから。」




スパッと切り捨てられてあたしは


何一つ返す言葉が無かった。





「んじゃ、オレも・・・」


と言いかけた雄輔に


「いいよ。別に。応援くらいは


どこにいたって出来るし。」


そう言ってあたしは雄輔の背中を叩いた。




「雄輔は野球やるって決めてんでしょ。


やんなよ。応援するからさ。」


そう言ってあたしは精一杯の笑顔を作った。





*:..。o○☆゜・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゜・:,。*:..。o○☆




正直、あたしだってがっかりした。


高校時代を思い出して


またあんな風に一番近くで


雄輔のボールを追う姿を見てたかった。




ま、でも、今はつきあってるわけだし、


男ばかりの方が


変な心配しなくていいかもしんないや。


そう思ってあたしは、


ずっとやりたかったバイトをすることにした。






「いらっしゃいませ~!」


念願だったファーストフードの店員さん。


やってみたかったのよね♪


制服も着てみたかったし、


そんなに難しそうじゃなかったし。




大学の近くのお店で採用になったあたしは


雄輔が野球してる間、


バイトに入った。


で、一緒に待ち合わせして電車に乗る。




これでお互い時間の使い方、


ばっちりうまく行くよね。



そんな風に思ってた。


実際、うまく行った。


最初はね・・・・。





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