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この先の結末  作者: みほ
37/84

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「雄輔、やめなよ。」


「ウルセ―。お前は何で平気なんだよ!」




雄輔が壊れそう・・・


マズイな・・・・




「そんなに言うんなら、


お前が一番で帰ってくりゃいいじゃねーか。


そしたら誰も文句は言えねーぞ。


もちろん、そんなこと俺がさせねーけどよ。


それに、デートの続きもしたいしな♪」


小塚先輩が挑発的に雄輔に言った。




「おもしれーじゃねーか。


よっしゃ、ぜってー一番で帰ってくるから。


ほら、さっさと号令掛けろよ!」




単純というか、乗りやすいというか・・・・


部長はニヤッと笑って


「さっさと並べ!」


とみんなにに号令をかけた。




「よーい!どん!」


みさと先輩の声に、一斉にスタートを切る。




ロードワーク嫌いな雄輔が


真面目に走ってるよ・・・・




「雄輔くん、カッコいいじゃん。」


みさと先輩がニッと笑ってあたしに言った。


「愛されてんねぇ♪


ゴールしっかり見ててよ。」


そう言い残すと、折り返し地点のチェックへと


自転車を走らせて行った。




いくらなんでも


3年生に勝てるわけないじゃん。


雄輔、体力の差を甘く見てんじゃないよ・・・




でも、


正直、嬉しかった。


これで一番でほんとに帰ってきたら


もっと嬉しいけど・・・・




ま、無理だよね・・・・・







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