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この先の結末  作者: みほ
35/84

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慌てながらソフトクリームを食べるあたしを


小塚先輩は面白そうに見ていた。


そして、


「また来週もデートしない?」


なんて真面目な顔して言った。




「それは出来ません。」


即答するあたしに小塚先輩は苦笑い。


「えらく返事早いね。


これでも、オレ、結構もてる方なんだけどな。」




それはそうだろう。


どことなく嵐の二宮くんに似た小塚先輩。


もてそうな感じはする。


あたしも好きか嫌いかって聞かれたら


チームメイトということを差っぴいても


好きに分類されるかもしれない。




「じゃ、また部長にご褒美貰うか♪」


ニコッと笑って、本気か冗談か


そんなことを言った。








夕方までショッピングしたり、


ゲームセンタ―に行ったり、ご飯食べたりして


結構楽しく時間を過ごした。




気が付けばもう6時になっていた。


「そろそろ帰ろうか。」


「はい。」




最寄りの駅まで送ってもらって


「じゃ、ここで・・・」


と、家まで送るという先輩を断った。




はぁ・・・一応義務は果たしたよ・・・・


と思った時、


!!!!!!!!!




「じゃ、また学校でな。」


と、改札でニッコリ微笑んで


ホームへと消えていく先輩。




一瞬何が起こったのか分からなかったけど


ほっぺたに柔らかい感触と


肩に熱い手を感じて固まった。




・・・・・・・・・・・・


見事な去り際・・・・・・


しかしなんて早業だろう・・・・









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