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翼よ、あれがパリの灯りだ  作者: 三重野 創


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失われた星を求めて

 ひどくうなされていたようだ。

死なないカラダというのも、これはこれでいいことばかりではない。


 友と呼べる人は、誰もいなくなってしまった。

どんなに意気投合して分かち合っても、彼らのほうが先に旅立ってしまう。

いっそ、自分の手で我が身を葬ることが出来たらと何度も試みるのだが・・・。


 私の名は、レオン。この星での仮の名前だ。姓は奈保なぼ。ナポレオンと呼ぶ者もいる。


 地球の歴史にも記録の無いくらい、遙か昔のことだ。私も良き伴侶を得て、つつましくも幸福な毎日を送っていた。最愛の妻の名は、ジョセフィンという。


 だが、いまはもうこの世にはいない。あの時のことを思い出すと、私も正気を保てなくなる。

これだけ長く生きていると、いやがうえにも人間の悪業が繰り返されることにうんざりしてくる。ああ、またかと。なんとかは死ななきゃ治らないと言うが、あれは間違っている。死んでも治らないのだ。生まれ変わったら、きっと自分の過ちを忘れるのだろう。


 時代はくだり、A.D.1999のことである。私に、転機が訪れた。

古代ヘルメス文書に預言された全人類の救い主。いや、私を背徳の螺旋から解き放たんと、あまりにも長すぎる時の流れをて、救いの御子みこが、やっと御生誕あそばされたのである。









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