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Chapter8 「JKアサシン達の夏休み 格闘とクルージングと水着」

 米子と三上はマットの中央で向かい合って構えた。三上は左右の握った拳を顎の高さにあげたオーソドックスなスタイルだった。米子は左手の掌を開いて前に出し、右手の掌で胸を庇うように構えた。空手に近い構えだ。

「ルールはどうしますか?」

米子が言った。

「寝技以外は何でもありにしましょう。打撃と投げです」

三上が言った。


 三上がワンツーを繰り出した。速い左ジャブと右ストレートだ。米子は右に回って躱したが右ストレートがガードに当たった。米子の格闘モードのスイッチが入った。体中の毛穴から無限に伸びる糸とレーダー波が放出されるような感覚だ。それが敵の動きを察知する。

「三上、行け―! 女の子に負けたら許さへんで!」

「米子頑張って~!」

「米子先輩ファイトです!」

声援の声が飛ぶ。三上がラッシュに出た。左ローキックから右ミドルキックを連続し、左右のパンチをマシンガンのように打った。パンチはストレート、フック、アッパーのコンビネーションで威力もあった。米子は全てをブロックした。三上の攻撃を空気の振動で感じる事ができた。三上も攻撃が当たらない事を不思議に思っていた。米子は三上が右ストレート打とうとしているのを瞬時に感じ、体を回転させて後ろ蹴りを出した。米子の踵がカウンターで三上の鳩尾に入った。三上が前かがみになり膝が落ちた。米子は左に反転しながら左ローキックを三上の左太腿に打ち込んだ。『バシッ』という音がホールに響いた。三上は堪える。米子は素早く右ハイキックを三上のコメカミに打ち込んだ。三上の脳が大きく揺れた。三上はフラフラしながらマットの外に退避した。

「いやぁ、沢村さん強い」

三上が肩で息をしながら言った。

「すみません、今日は調子がいいです。美味しい伊勢海老を食べたせいかもしれません」

米子が言った。

「防御が完璧で攻撃も速い。空手ですか? それともキックボクシングですか?」

三上が訊いた。

「オリジナルです。軍隊格闘技が主体です」

「それにしては攻撃が速いです。打撃系の格闘技かと思いました」

「ありがとうございました。いい練習になりました」

米子が頭を下げた。

「あの、もう1回、もう1回お願いします。私は格闘では負けた事がありません。こちらこそいい勉強になりました。沢村さん、あと1回お願いします」

三上が頼み込んだ。


 米子と三上は再びマットの中央で向かい合った。

「沢村さん、本気でお願いします」

三上が軽く頭を下げた。三上が左ジャブをフェイントで出しながら掴みに来た。米子が前方に飛び上がった。

『ガツッ!』

大きな音が響いた。電光石火の飛び膝蹴りだった。米子の右膝が三上の眼窩と頬骨の間に突き刺さるように打ち込まれた。三上は意識を失ってその場に崩れた。米子は三上の上半身を起こして両肩を掴んで喝を入れた。三上が意識を取り戻した。

「何が起こったのかわかりませんでした」

三上の左目の下が早くも変色して腫れている。

「飛び膝蹴りです」

米子が言った。

「まいりました。沢村さんのバネは凄いですね」

「力では負けてます。パンチ力は三上さん方が上です。最初のラッシュでマズいと思って殴り合いを避けました。ボクシングなら私の負けです」

「いやいや、後ろ蹴りも、ローキックもハイキックも完璧なタイミングでした。最後の飛び膝蹴りは本当に見えなかった。脛も硬かったです。どうやって鍛えてるんですか?」

三上は『米子の強さ』への興味が尽きないようだ。

「砂利や石を入れた袋蹴って脛や足の甲を鍛えてます」

「米子の部屋の隅に変な袋があったけど、あれがそうなの?」

ミントが言った。

「そうだよ、小さめのサンドバックに砂利や石を詰めて毎日蹴ってるんだよ」

「米子は天性の強さだけじゃなくて努力もしてるんだね」

ミントが感心するように言った。

「米子先輩凄いです。あんなに綺麗な足なのに鍛えてるなんて」

瑠美緯がため息をつくように言った。

「ホンマに米子ちゃんは強いな。この前、警察は最強のボディーガードを付けてくれたんやな。正直いうてあてにしてなかったんや。普通に考えたら女子高生のボディーガードなんかありえへんわ。そやけどわしが襲われた時、見事に守ってくれた。あの時は嬉しかったのと同時にびっくりしたんや。凄い射撃やった。格闘でもこんなに強いなんて改めて驚きや」

権藤が言った。その顔は上気していた。

「本当です。射撃も格闘も桁違いです。いい経験をさせてもらいました」

三上が頭を下げた。

「そら東風会の木島も勝てんわな。家が燃えるわけや。こんな強い人間を怒らすなんてアホな男や」

権藤がぼそりと呟いた。米子はそれを聞き逃さなかった。改めてヤクザの情報網の凄さを実感した。


 「露天風呂があるらしいから入ろうよ」

米子が言った。

「あの、応援してたらお腹が空いてきました」

樹里亜が言った。

「そや、ラーメンを頼んだらいいわ。わしはもう食べられへんけど、ここの磯ラーメンは他では食べられない逸品なんや。魚介の出汁が美味いんや」

権藤が嬉しそうに言った。

「磯ラーメン美味しそうですね、食べましょうよ! 食べましょうよ!」

樹里亜のテンションが上がる。

「せっかくだから食べようか。私も少しお腹減ったよ。その後温泉入ろう」

米子が言った。

「米子先輩の背中を流したいっす。体も洗いたいっす」

瑠美緯の目が爛々と輝いている。

「今まで黙ってたけど、瑠美緯ちゃんって、ちょっと百合はいってるよね」

ミントが言った。


 翌日、米子達は伊勢志摩スペイン村と伊勢神宮を観光した。4人は夜の9時には布団も入った。明かりは豆球にした。薄いオレンジ色の明かりが微かに4人の寝姿を照らす。

「楽しかったね。遊園地なんか久しぶりだよ。伊勢神宮も厳かな雰囲気で歴史を感じたよね。旅行って楽しいね」

米子が明るい声で言った。

「修学旅行みたいっすね! 布団並べて寝るの嬉しいです!」

瑠美緯がはしゃぐ。

「だよねー、中学の修学旅行を思い出すよ。消灯の後は恋バナとかするんだよね。懐かしいよ」

「私は修学旅行は行かなかったよ。北海道の学校だったけど、訓練が忙しかったからね。こいばなって何?」

米子が言った。

「恋愛の話だよ。好きな男子の話とかするんだよ」

「懐かしいですね。中学の時の修学旅行の夜に話しました」

樹里亜が言った。

「ちなみに樹里亜ちゃんの初恋ってどんなだったの?」

ミントが訊いた。

「小学校5年生の時ですね。クラスの男子です。スポーツ万能で、頭も良かったんです。凄くモテる子で、バレンタインデーにチョコレートいっぱいもらってました。私も渡しました」

「典型的なパターンだね。あの頃は特定の男子に人気が集中するんだよね。足が速いとか頭が良くてスポーツができるとか、出木杉君みたいなタイプだよ」

「そういうミントさんはどうだったんですか?」

「私は中学1年の時だね。捨て子だったのがバレて、クラスでイジメられたんだけど、

イジメが始まると『お前ら止めろよ!』って言って怒ってくれた男子がいたんだよ。ちょっと不良っぽかったけど正義感の強い子だったよ。好きになっちゃたよ。チョコレートは恥ずかしくて渡せなかったよ。あの子、今はどうしてるのかな」

「へえ、ミント先輩結構純粋なんすね」

「そういう瑠美緯ちゃんはどうなの?」

「中学の時の部活の先輩です。キャプテンでした。カッコよかったんですよ!」

瑠美緯が嬉しそうに言った。

「あれ、瑠美緯ちゃんって女子野球部じゃなかったっけ?」

ミントが言った。

「いえっ、その・・・・・・ それより米子先輩はどうなんすか!?」

「私は初恋とか無かったよ。小学校の頃は暗くてクラスに馴染めてなかったし、中学校の頃は訓練が忙しかったからねえ」

「勿体ないですね。米子先輩だったら絶対両想いになれますよ」

「なんか、修学旅行っぽくていいねえ」

ミントが楽しそうに言った。

「でも、修学旅行とは食べ物がダンチですよ。伊勢海老もブリのお刺身も美味しかったですし、さっき食べた松坂牛なんてまだ口の中に食感が残ってます。鉄板焼きとすき焼きの2種類を食べるなんて夢みたいでした」

「だよねー、私達の舌はまだ未開発なんだよ。あんまり美味しい物食べてこなかったからね。きっとこれからは美味しい物との出会いがいっぱいだよ」

「権藤さんのおかげで本当に美味しい物を経験できました。権藤さんがヤクザだったなんてイメージ湧かないです。こんなに優しくて気前がいいのに。今は三輝会の会長でしたっけ? それも凄いですけど」

樹里亜が言った。

「権藤さんも孤独なんだよ」

米子が呟くように言った。

「米子、どういう事?」

「トップの人は孤独って事だよ。織田信長や徳川家康だって孤独だったと思うよ。組織を守る為に常に戦って、部下の謀反にも気を使って、家族や親戚すら信じられなくて、心休まる時が無いはずだよ。誰にも弱音は吐けないし相談もできない。戦で敗けたら一族皆殺しだよ。権藤さんだってきっとそうだよ。だから利害関係の無い私達との関係が嬉しいんだよ」

「なるほどねー。トップは孤独なのか。確かに企業の経営者とかも孤独だって言うしね。だから高級クラブに通ったり、愛人を作るのかもね。弱い所を見せられる相手が欲しいんだろうね」

「それにしても楽しい2日間でしたね。また来ましょうよ。松坂牛もっと食べたいです!」

「樹里亜ちゃんはアイドル好きの食いしん坊だね」

「明日は午前中に泳ごうよ。夕方の帰りまで時間があるし」

米子が言った。

「さっきパトちゃんから連絡があったよ。知り合いのクルーザーを借りてこの近くに来てるんだってさ。乗せてくれるって言ってたよ」

「いいっすね! クルーザーですか。それに泳ぎたいっす。水着持ってきたんですよ」

「私も水着持ってきたよ。夏だから泳ぎたいよね」

「だよねー、せっかくだもんね。私も持ってきたよ」

「私もです」

「本当に楽しいね。大勢で一緒に寝るなんて何年振りだろう」

「窓開けたから波の音が聞こえますよ」

「蚊が入って来ない?」

「網戸だから大丈夫っす」

「磯の香りがするね」

「磯ラーメン美味しかったですね。世の中には知らない料理がいっぱいあるんですね」

「明日の朝食は美味しい干物だって」

「もう、幸せですよ」

「平和っていいねえ」

とりとめのない話をしてるうちに4人の少女アサシンは眠りに落ちた。


 米子が目を醒ますと、なぜか布団の中に瑠美緯が潜り込んで眠っていた。米子は瑠美緯を起こさないように静かに布団を出ると窓際の籐椅子に座って朝の海を眺めた。静かな海だった。米子は不思議な気分だった。心がこんなにウキウキしたことは初めてだった。家族がいた頃はあったのかも知れないが思い出せない。仲間との旅行も初めてだった。修学旅行も行った事が無い。友達がいなかった小学校と中学校時代、寂しいと思った事は無かった。仲間とツルんでいる周りの連中が不思議に思えた。見ているだけで息苦しさを感じた。1人が心地良かった。しかし今は違った。仲間といると喜びを共有できる。それが楽しく心地いいと感じるようになっていた。米子は海を包み始めた茜色の朝靄を見ながら、来てよかったと思った。


 米子達は朝食を取ると鳥羽マリンポートでパトリックの操縦する大型クルーザーに乗った。

「パトちゃん凄い船だね?」

「おう、海兵隊の頃の上官が横須賀に住んでるだ。今では中将だぜ。その上官に借りたんだ。元々5日ほど休みを取ってクルージングと釣りをする予定だったんだ。ミント達が伊勢に行くって聞いてたからこの船で来たんだぜ」

操縦席のパトリック言った。パトリックは何故か迷彩の戦闘服だった。

「もう少し沖に出る。スピード上げるぜ」

クルーザーはスピード上げて沖に向かった。白い航跡が青い海に映えていた。空には雲一つなく、太陽が笑うようにギラギラと輝いていた。

米子達はキャビンに入った。

「高級ホテルの部屋みたいだね」

「だよねー、贅沢な作りだよ」

「お金も持ちはこんな船を持てるんですね」

「いいっすね。セレブになった気分っす」

皆口々に感想を述べた。

「朝食の干物と『めかぶ』、美味しかったですね。それにイカのお刺身も新鮮で凄く美味しかったです。豪華な朝ごはんでした」

樹里亜が言った。

「イカは獲れたてらしいよ。今朝獲れたやつだってゴンちゃんが言ってたよ」

ミントが言った。

「贅沢な旅行っすよね。また権藤さんにお小遣いもらいましたし」

「だよねー、新幹線代だって言ってたけど、封筒の感じだと10万円以上あると思うよ。本当に最高の夏休みだよ」

「ねえ、せっかくだから泳ごうよ」

米子が言った。

「いいっすね! 夏休みって感じっすよ」

「だよねー、海で泳ぐのなんて何年ぶりだろう」

米子達はキャビンで水着に着替えてデッキに並んだ。米子は水着の縁が1cmの幅で白いネイビーのビキニを着ていた。白い色がビキニの形をくっきりとさせている。白と紺のコントラストが米子の滑らかな肌を際立たせていた。バスト88cmでウェストは58cm。ビキニのブラからは胸がはみ出しそうで、足がスラリと長く、抜群のスタイルだった。ミントは薄いピンクのビキニで、腰回りに贅肉は無いがバストの形がはっきりとしてキュートなグラマーだった。樹里亜は水色のワンピースで、白い肩に長い黒髪が対照的で、足が長く、ややスレンダーな整ったスタイルをしている。瑠美緯はオレンジ色のビキニだった。女としてはまだ成長途中の体だったが、小麦色に日焼けして程よい筋肉が付いた足が健康的に見えた。

「米子、モデルみたいなスタイルだね」

「ミントちゃんも女の子っぽくてカワイイよ。意外と胸が大きいんだね」

「米子先輩眩しいっす! ヤバ、悩殺されます」

瑠美緯がふざけて手の平で目を隠す。

「沢村さん、絶対芸能界に入るべきですよ。グラビアとかいけますよ。写真集出したら絶対売れますよ。そしたらジョニーズと仲良くなれますよ」

樹里亜が言った。

「芸能界は興味ないよ。それに顔やスタイルは努力で得たものじゃないから褒められても嬉しくないよ」

「おおーー、みんなセクシーだな! 制服姿もいいけど、水着もいいぜ。米子なんかプレイメイトみたいだぜ。そのまま表紙になれるぜ。ミントもこうしてみると結構グラマーだな」

パトリックが目を輝かせて言った。

「パトちゃん、いやらしい目で見ないでよね。私達は穢れを知らない乙女なんだよ」

「人はいっぱい殺してるけどね」

米子が言った。


 クルーザーが止まった。パトリックがデッキの後ろに積んであった大きなオレンジ色の『ブイ』を海に投げ込むと操縦席に戻って微速でクルーザーを50mほど移動させた。

「みんな、キャビンのロッカーにライフルがある。M16だ。演習ではペイント弾ばっかりだったから実弾を撃とうぜ」

パトリックが言った。米子達はキャビンのロッカーからアサルトライフルM16を取り出すと、それぞれ抱えてデッキに上がった。

「パトちゃん、気を付けないと銃刀法違反で捕まるよ」

ミントが言った。

「大丈夫だ。日本の警察は米軍に甘い。日本はまだ占領状態みたいなもんなんだぜ。米軍の許可がないと日本の航空機は日本上空を飛べないんだ。日本の航空機は飛べる航路が決まっているが米軍機はどこを飛んでもいいんだぜ。東京の空は米軍のものだ。横田基地が管理してる。普段飛行機が飛んでない所を飛行機が飛んでたらそれは米軍関連の飛行機だ」

パトリックが説明した。

「アメリカ兵が犯罪を犯しても日本の法律じゃ裁けないんだよね。日米地位協定ってやつだよ。なんか変だよ」

ミントが言った。

「戦争に負けるっていうのはそういう事だ。俺は日本が好きだし、日本人とは対等に付き合いたいけどな。せっかく持って来たんだ、ガンガン撃とうぜ」

米子達はデッキに並んM16を構えた。水着姿の女子高生がアサルトライフルを構える姿は非現実的でシュールだった。碧い海と青い空と白いクルザーにライフルを構えた水着の女子高生達。映画の1シーンのようだった。

「米子、号令をかけてよ」

ミントが言った。

「いいよ。じゃあボルトを引いて」

全員がチャージングハンドルに指を掛けてボルトを引き、薬室に弾を送り込んだ。

「構え!」

米子の声が響いた。

全員が左足を半歩前に出して銃床を右肩にあててアサルトライフルを構えた。

「目標、前方のブイ。フルオートで全弾発射。撃ち方用意」

全員がセレクターレバーをセーフティーからフルオートに切り替えた。動きがシンクロしている。

「撃て!」

『ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ』

5.56mm弾がブイの周りで水飛沫を上げた。薬莢がデッキで楽しそうに跳ねる。全員が20発のマガジンを撃ち終えた。マガジンは3回チェンジした。

「気持ちいいねえ!」

ミントが言った。

「こんなシチュエーションでアサルトライフルを撃つなんて不思議ですね」

「しかも水着っすよ」

「せっかく水着に着替えたんだから泳ごうよ!」

そう言うなり米子が海に飛び込んだ。

「米子先輩ズルいです~」

瑠美緯もM16をデッキに置くと飛び込んだ。慌ててミントと樹里亜も続く。

「海は気持ちいいね! あははっ」

「だよねー、泳ぐのなんて訓練所のプールの訓練以来かも。あれはキツかったけどね」

「水が冷たいっす」

「伊勢海老獲れないですかね?」

「誰もいないし、裸で泳ぎたいよ。脱いじゃおうかな」

「キャーー、米子先輩、お願いしま~す!!」

太陽が輝き、海がキラキラと反射して、JKアサシン達の若い体も眩しく輝いていた。



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