ただいま月間3位の私が「タイトルを変えたらPVが体感8倍増えたよ!」ということをお伝えしたいだけのエッセイ
こんにちは! 江古左だりです。読み方は『えこさだり』
名前だけでも覚えて帰ってください!
次回の衆院選に出るんで!!!!!!(ウソ)
ただいま私の『醜聞で失脚した天才お笑い芸人の俺を相方が死ぬほどいじってくる』。おかげ様で【純文学】月間3位につけております。
これも一重に読んでくださった方、ポイントくださった方、ブクマしてくださった方のおかげです。
皆様の方に足を向けて寝られませんので、現在立って寝ております! 俺は地球のマントルに足を向けている!!!!(ウソ)
そんな私が『タイトル大事ね……』と愕然とした話をさせてください。
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元々は『天才加賀童夢の1年6カ月』というタイトルでした。
正直書くのに手いっぱいでタイトルにまで気が回らなかったのです。これはコンテスト応募作品になります。締め切りがあります。次の作品を書く予定もあります。
タイトルどうでもいい。
というのが私の偽らざる心境でありました。
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ところが投稿翌日、『日間』の表紙に載ったのです。4位です。
ここで私は思いました。『タイトルの訴求力が弱すぎるのではないか』と。
『天才加賀童夢の1年6カ月』タイトルとしてはマイナス100点です。
な~~~~~~~んにも想像できません。
ふんわり『加賀って人が主人公なんだろうな』くらいしか伝わらない。
『天才』ていうけど、何の天才なの? 研究者? マジシャン? 暗記の天才とか?
『1年6カ月』って何があったの?
どこにも引っ掛かるところがない。ツルッツルの壁面ではロッククライミングできないのです。
まず『加賀童夢』ていう主人公の名前ね。世界で一番どうでもいい情報です。
彼は『お笑い芸人』なので役割名に変更しました。1年6カ月の間何をしていたかというと『謹慎処分を受けていた』です。どうして謹慎処分になったかというと不祥事を起こしたからです。
そこで『醜聞で失脚した天才お笑い芸人の俺』まで変更しました。次に『1年6カ月』を別の言い方にしなければなりません。
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お笑い芸人というのは、何か不祥事を起こしたときに矢面に立つのは相方さんの方なんです。
欠場となった番組の穴埋め、各現場での謝罪、マスコミの対応。主人公の加賀は家でじっとしていなければなりませんが、相方の鴻巣は対応に走り回ります。
実際にそういう芸人さんをテレビやYouTubeの向こうで見てきました。
それであるお笑いコンビの相方さんが不祥事を起こした方をイジリ倒すのを見たのですね。
お笑い芸人というのは、何か起きたときそれを笑いに変えていくタフさが必要です。
その芸人さんは各営業先で不祥事を笑い倒しました。謹慎明けの『復帰舞台』では相方をこき下ろし、会場に爆笑を巻き起こしてました。
直近の話になりますが、『紅白歌合戦』で有吉弘行さんがダチョウ俱楽部と『白い雲のように』を熱唱。司会の問いかけに「上島も喜んでおります!」と笑顔で応えた。
そういう『お笑い芸人』の生き様に私はとても感動します。グッとくる。並々ならぬ『愛』がないと出てこないセリフです。
『1年6カ月』を『相方が死ぬほどいじってくる』にしました。私の芸人に対するリスペクトです。これで最初のタイトルよりは内容がつかみやすくなったでしょう。
◇
私は一昨年手痛い失敗をしておりました。
『第3回なろうラジオ大賞』の応募作品が【童話】日間1位になったのです。
『クリスマスプレゼントは雪だるまで』というハートフル人間ドラマでした。
お母さんを亡くした王女が投げやりになって「プレゼントは雪だるま1000個にしてくれ」と無茶を言う話です。
私は期待しました! 日間1位ならPVもたくさんつくだろうし、ポイントもそれに応じてつくだろう……と。
その日のPV80でした。
800じゃないよ? 80だよ? 繰り返すけど日間1位だよ??????
一応近辺小説のPVも確認したよ。それなりに取っとるやんけ。
スルーーーーーーーーーーーーーされたのでございます。
日間1位てのはアレだよ? 銀座でいうと路面店の『ルイヴィトン』とか『エルメス』の位置なわけよ。渋谷でいうと『忠犬ハチ公』よ! 最も目立つ場所に立っとるわけよ!!!!!
それがアナタ『PV80』て。何が悪いのタイトルよね! タイトルでスルーされてんのよね! だってタイトルしか情報ないもんね!!!! さすが2022年12月29日で100万作品到達の『小説家になろう』様です! 有り余る作品数ならスルーされる作品も膨大でございます。見事にスルーされとるやん(泣)
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……という悪夢が蘇ったわけでして。とにかくこのどうしようもないタイトルを変更したのでした。
◇
するとどうでしょう? タイトルを変えた辺りからグングンとPVが伸び始めたのです。
あれよあれよと1日1000PVを超え、ポイントも100づつ増えていきました。
スマホの前で呆然とするワタシ……。
ポイントが見たことない数字になっていきます。
日間1位→週間1位→月間3位→四半期13位までみるみる順位を上げ、ポイントが現時点で1480。
なんだこれ? どういうこと? なんかの魔法???
それと同時にゾーーーーーッとしたのでした。
もしタイトルが『天才加賀童夢の1年6カ月』のままだったら……。
良くてPV1000くらいだったのではないでしょうか。『クリスマスプレゼントは雪だるまで』が1年たってもPV397ですからね。3倍とれば御の字です。PV8884なんて想像もできない数字でした。そもそもこれ1時間くらいで書き上げたやつで、そりゃあ私の『お笑い芸人愛』は詰め込みましたが、望外でした。
『タイトルは大事にしなければならない』
私は気持ちを引き締めました。
もちろんどんなにタイトルが良くても中身がなければどうしようもありません。
このシビアな戦いの場では『タイトルが良い』『あらすじが良い』『中身が良い』は努力として当たり前なのです。
『小説家になろう』は厳しい場所だけど、努力や工夫もちゃんと評価してくれる場所です。
ありがたい体験をさせていただきました。次の作品タイトルもがんばるぞい!
誤字報告ありがとうございました!
(^人^)
■それとやはり『ざまぁ』を想像させるタイトルは強いな、という印象です。まあ全然違う話なんだけど(いひひひ……)
■本文には載せられませんでしたが、感想くださった方、いいねくださった方もありがとうございました。励みになりました!
■キーワード設定も『下手くそか』て感じなので今後は気を配っていきたいと思いつつ、やはり何をどうしたら良いかわからないです(下手くそか)
【エッセイ】日間1位☆☆週間2位☆☆月間6位☆☆四半期28位☆☆年間95位☆☆感謝です。
(*´∀`*)
『醜聞で失脚した天才お笑い芸人の俺を相方が死ぬほどいじってくる』
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