表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
天国と地獄の住人  作者: リィズ・ブランディシュカ
2/2

地獄へ続く階段



『地獄へ続く階段』


 その階段は地獄へ続く階段だった。


 意外にも少ない人達が、その階段を下っていく。


 普通の人は天国にも地獄にもいかないので、意外にも少なかった。


 地獄に向かう人達も意外に思っていた。


 そのとても少ない人達は、「天国」や「普通のあの世」に行く人達がねたましかった。


 だから、まだ生きている人の足をひっぱって邪魔をしようと思った。


 そのため、地獄に到達した人達は、


 道を間違えそうな人や、ちょっと困っている人。


 苦しい思いをしている人、なんだか勘違いしてしまっている人。


 そんな人達を惑わしたり、挑発したり、悲しませたり、悪口をいったりした。


 すると、地獄にやってくる人達が少しだけ増えた。


 その人達を見た地獄の住人は、ざまぁみろと思って、まだ足りないと感じた。


 そして、他の生きている人も引きずり込もうとした。


 それはどれだけやっても、足りない気持ちのままだった。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ