ひと段落?
3か月以上更新を止めてしまい申し訳ありませんでした!!
見切り発車がゆえに名前を考えてなくてずっと悩んでました・・。
ようやく名前が決まったので投稿です。こんな時間ですがね・・・。
あの後、騒ぎの事情を行われた。
「おかしい・・・。霞に出会って変な事件に巻き込まれる・・。なんなんだ」
「ふふっ。退屈しないでしょ」
解放され、うなだれている青年。霞は楽しそうに返す。
「ああ・・全くな・・・。岬さんも大変だろうな」
はぁ、とため息を吐き、岬にも声をかける。
「は、はぃ。」
岬は、初対面の男にビビりまくっているのか、小声で返してくれた。
「岬は、人見知りの強い子なんだよ。」
霞は得意げな顔をして説明する。
「いや、見知らぬ男になれなれしくは普通しないだろ・・・。」
「そうかな。そうかもね・・。」
クスクスと笑いながら、道を歩いていると
「遅い、何してたの。」
電柱の近くで腕を組んでいる女の子に話しかけられた。
「あ、霧江じゃん。どうしたの。」
「どうしたって・・。岬に霞の場所を教えてもらったの。」
「か、霞ちゃんが【反魔術協会】にちょっかいをかけたってことを知らせたんです。そしたら霧江ちゃんがそこに向かうって言って・・・。」
はっきり答える霧江という少女、その補足をおずおずと岬が説明した。
「あーそうなんだ。無事解決したよ。仕事もらえるかも。」
「そんな簡単なわけないでしょ。変な悪目立ちは良くないって何回も言ってるでしょ。」
霧江という少女は真面目な子なのだろう。霞の雑な部分に対して注意をしている。大変なんだろうなぁと青年は見ていた。すると霧江は、
「ところでお兄さん、何者?」
と青年ににらみつけるように見てきた。
「何者って。霞が財布を忘れてたから奢った者だ。」
そう返すと、霧江は変わらずの表情で
「じゃぁなんで今もいるんですか。ストーカーですか?」
「いや、そのあと【反魔術協会】の騒動に絡まれてだな・・。」
「・・・・・そうですか。」
「あー霧江?この人は私についてきてもらってるんだ。お兄さんが今もついてきてるのは私のせいかも?」
納得していない霧江に、霞は白状した。
「そうだな。俺はさっさと別れる予定だったんだが霞が面白そうとかなんとかでついてきてな。」
「・・・はぁ。そういうことでしたか。お兄さんすいませんでした。」
霞が言った後青年も霞がついてきている理由を話した。霧江は眉間に手を当て深いため息をついた。どうやら霞は問題児なのかもしれないと青年はなんとなく感じ取ったのだった。
「・・・まぁ友人とも合流できたんだし今度こそ俺は帰るからな。」
「えぇ。霞の飲み物代ありがとうございました。」
ようやく解放されるとそそくさと帰ろうとする青年に、霞はとんでもないことを言う。
「いや待ってよお兄さん。これから私たちの基地に来てもらうよ。」
・・・・どうやらまだ解放してくれなさそうだ。青年は嫌な直観を感じた。
霞に岬、霧江と出てきましたね。あともう一人出る予定です。名前も決まっています。青年の名前・・・・いつになったら出るんでしょうね。ではー。