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鴉の黙示録  作者: 雨宮妃里
第7章 そして少年は極道になった
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銃撃とクリームソーダ

 俺たちが向かった先は、最上階にあるファミリーレストラン。平日の夕方という時間帯だけあって客でごった返している。学校帰りの女子高生グループ、暇を持て余すサラリーマン、そして小さな子供を抱える家族連れ。各々の時間の中で、誰もが思い思いに過ごしていた。


「いらっしゃいませ。2名様ですね。こちらのお席へどうぞ」


 中年のウェイトレスに案内されたのは西向きの陽が差し込む窓際のボックス席。腰を下ろすや否や、残暑の熱に包まれる。店内には冷房設備が作動しているとはいえ、さほど効いてはいないようだ。


「うへぇー。暑い。冷房、ぜんぜん届いてないじゃん。何でまたこんな所に座らせんだよ。どうなってんだ、この店」


「仕方あるまい。この席しか空いてはおらぬ」


「店、変えるか? 何なら他の客と席を代わってもらうのもアリだと思うけど? あんたが村雨耀介だって知ったら、大抵の奴はビビッて言うこと聞くだろ」


「構わぬ。ここでいい。どうせ長居はせん」


 村雨にはそう言われたものの、俺は不満だった。いくら止むを得ぬ事情があるとはいえ、これでは直射日光に当たり放題。視界は眩しいし、肌は熱い。せっかくの休息が台無しになりかねない最悪のロケーションだった。


(……地下のフードコートにするんだった)


 店の選択を誤った自分が恨めしい。呉服屋のあった3階から最も近い方へ本能的に駆け出してしまったのだ。その時の俺は、強い日差しに照り付けられるリスクなど考えてもいなかった。組長の言う通り、やはりここは長居は無用。適当に飲み物を嗜んだら即座に店を出ようと心に決める。


 しばらく経つと、店員が再び近づいてきた。


「ご注文、お決まりでしょうか?」


 別にこちらから声をかけてもいなければ、手招きしたわけでもない。にもかかわらず、先読みするかのごとくやって来た中年従業員。貼り付いたような彼女の仏頂面からは「さっさと注文して、さっさと飲み食いして、さっさと帰ってくれ」といったネガティブな趣旨が伝わってくる。


 もしかしたら、店内が満席であるがゆえに客の回転率を上げたいのかもしれない。サービス業の従事者としてはきわめて無礼な対応だが、向こうの事情も理解はできる。ちょうどこちらも、早く帰ろうと思っていたところだ。何という偶然だろうか。


 喉元まで飛び出しかけた失笑をどうにか堪えつつ、俺は開いたメニューの冊子から適当に1つを抜粋して答える。


「……クリームソーダ。メロン味。フロート付き」


「メロンクリームソーダでございますね。かしこまりました。そちらのお客様は? 何になさいますか?」


 ウェイトレスがあごで指した先には村雨組長。どれを頼むか、まだ決まってはいないのか。メニューにじっと目を落とし、無言で腕組みしていた。いつも組長は即断即決なので、彼らしくない光景だ。


 これから横浜の支配者になろうとしている男が、庶民派の喫茶店で悩んでいる、そう考えると、少しだけ微笑ましくはあったのだが。


「あのぅ。ご注文は?」


「そうだな。では、同じものを頼む」


 まさかのクリームソーダ。てっきり冷たい緑茶あたりを選ぶものと思っていたので、意表を突いた。


 ストローを挿してバニラアイスを避けながら、炭酸のメロンジュースを味わう残虐魔王。何とも想像し難い姿である。いや、想像したくない姿かもしれない。俺の中における村雨のイメージが崩壊してしまう。


(おいおい……嘘だろ……)


 何の冗談かと思って彼の方に目をやるも、決してジョークの類ではないらしい。注文を変える気配はゼロ。現実を脳内で反復し、受け入れるまでには時間を要した。


「メロンクリームソーダですね。かしこまりました。では、メニューをお預かりいたします。少々、お待ちくださいませ」


「うむ。時に、そちらの“御簾みす”は閉めてもらえるのだろうか? 先刻から陽射しが強くて敵わんのだ」


「み、す……あっ、ああ! ロールカーテンでございますね! 承知いたしました。すぐにお閉めいたします」


「頼むぞ」


 村雨の発した“御簾”なる単語が即座にはピンと来なかったのか、一瞬だけ首を傾げたウェイトレス。だが、陽光を遮る物ということで合点がいったようで、紐を引っ張ってカーテンを降ろすと足早に店の奥へと戻ってゆく。


 言葉の意味が分からなかったのは、俺も同じ。“御簾”という呼称に馴染みは無い。普通にカーテンまたはブラインドと言えば良いところを何故、そのような言い回しをするのか。


 組長のことだ。おそらく、外国より由来する横文字の片仮名を自分なりに言い換えたのだろう。考えてみれば、いつもそう。やたらと古めかしい言葉遣いをしている。


 前述のような名詞に限らず「ありがとう」や「お元気で」といった挨拶でさえ「かたじけない」、「達者に」などと変換してしまう始末。無論、こんな妙に芝居がかった独特な話し方をする人物を俺は村雨耀介の他に知らない。


(まさか、わざとキャラをつくってる……?)


 ヤクザ者の中には相手に侮られぬよう全力を尽くして虚勢を張り、必要以上に威丈高な人物像を演じている者も多いと聞く。もしかして、村雨も所詮は極道用に装飾された外面を繕っているだけなのか。


 あの人に限って決してそうではないと信じたいが、中世の武将のような振る舞いが自然体であるとは到底考えづらい。この機会だ。緊張を押し殺しながらも、俺は思い切って尋ねてみる。


「なあ、ずっと気になってたんだけどさ。どうしてあんたはそういう喋り方なんだ? 何つーか、その、時代劇に出てくる昔の侍みてぇな。言っちゃあアレだけど、変に思われるんじゃねぇの?」


「……仕方あるまい。それ以外の言葉をまるで知らぬゆえ。おかげで無駄な苦労ばかりさせられているのだがな」


 だったら、普通の口調で話せば良いものを。率直にそう思ってしまった。義務付けられているわけでもないのだし、不便を感じてまで侍言葉にこだわる意味がどこにあるというのか。


 俺にはとても理解できない。それ以外の言葉をまるで知らないとのことだが、喋り方くらい意識ひとつでどうとでも変えられるはず。駆け出しの頃に始めた振る舞いがすっかり癖になってしまって、今さら止められないのか。あるいは幼少期に受けた教育の結果なのか。


 仮に後者だとすると、かなりシビアな家庭環境で育ったことになる。以前、気まぐれで読んだ中3の家庭科の教科書によると「幼い頃に叩き込まれた躾は生涯にわたって尾を引く」とのこと。


 現代にあって、未だ古めかしい武士作法を子息に強いる家庭――。


 想像しただけで、背筋におぞましい寒気が走る。ヤクザになるような人間の生い立ちが総じてまともでないことは何となく知っていたものの、ここまでくると流石に異常と言わざるを得ない。


 厳格で堅物な両親に嫌気が差して家を飛び出し、何らかの過程を経た後に極道の門をたたいた。村雨耀介の過去をそう推察するなら何かと辻褄が合う。残虐な所業も、娘に対してやたら甘いのも、全ては親族からの抑圧に苦しんだ反動と思える。


(“村雨”って名字、まさに古い家っぽいよな……)


 俺と出会う前にどういった人生を歩んできたのか、とてつもなく気になる。されど面と向かって尋ねるのは不可能。何故なら先ほど話し方のことを問うた際、ほんの一瞬だけ眉間にしわが寄ったのだ。すぐに元の真顔に戻ったのだが、はっきりと視認できた。


 おそらく、過去の出来事はあまり掘り返したくはない記憶。いわばトラウマ、現代の言葉でたとえるなら「地雷」なのだろう。これ以上、この話題を続ければ不興を買いかねない。危険な兆候を察知した俺は、可能な限り緩やかに方向性を変えてみる。


「ああ、やっぱり癖ってのはそんな簡単に変えられるもんじゃねぇ。何つーか……俺だって直んねぇもん。こういうファミレスに来たら、ついついクリームソーダを頼んじまう癖が。ええっと……あんたも好きなのか?クリームソーダは」


「いや。好き嫌いを論じる以前に、そもそも飲んだことは無い」


「マジで? じゃあ、今日が初めてってことだな?」


「うむ。料理に限らず、知らぬものは一度味わっておかねば了見を狭くするゆえ。最も、これは絢華のお気に入りでもある」


 良かった。どうにか路線変更が上手くいったようである。「癖」のくだりで、かつて親父が生きていた頃は地元のファミレスへ家族全員で頻繁に足を運んでいた自分自身の思い出を敢えて持ち出さなかったのが、功を奏したか。


 何にせよ、俺にしてはよくやったと思う。やはり余計な口は慎むに限る。本庄組での日々で学習した成果が出た。心の中で盛大にガッツポーズを決めながら、無事切り替わった後のテーマに合わせてこちらも話を展開する。それはそれで興味深かった。


「えっ? 絢華ってクリームソーダ好きなの? どちらかと言やぁ、紅茶とか好きそうなイメージだけど」


「たしかに紅茶はよく飲むが、それ以上にあの子は甘いものを好いておってな。かような店にも昔はたびたび連れてきたものだ。どうも、上に乗ってる氷菓ひょうかが美味いらしい。あれを溶かせば格別と前に話してくれたことがあった」


「氷菓ってフロートのことだよな? ああ。たしかにあの組み合わせはいける。ソーダを半分くらいまで飲んだ後に、少し柔らかくなったバニラアイスをストローで沈めて溶かす。そしたら味がさらに甘くなって、ほんとに最高なんだ。1杯で2度、美味しいっつーか。あんたも試してみるといいぜ? もう、止めらんなくなるから」


「ほう。そこまで申すか。ならば、楽しみにしておくとしよう。私の好みに合えば良いのだが」


 外出のままならぬ身体になった後も、絢華は組専属の料理人に命じてよくクリームソーダを作らせていたと組長は語る。腎機能に問題のある絢華が糖分を摂り過ぎてはいけないため、その際には天然由来の甘味料を使うよう指示していたという。この日ここへ来て初めて存ずるに至った話である。


 絢華も絢華で、俺と同じく父親との微笑ましい思い出を持っているのだ。おまけにまだ10代半ば。ヤクザの娘という身の上を除けば、一般的にはこれからますます遊びたい盛りのよわい。年相応の可愛いらしい一面を備えているのも当然だ。俺が知らないだけで、他にも沢山あるのかもしれない。


 自分の未だ見ていない想い人の姿をもっと見てみたい、そんな気持ちが高まってくる。


「なあ。最近、絢華とは連絡とってんのか? 手紙とか、電話とか。たしか手術が終わった頃だったような……?」


「左様。いっさくじつ、書状が届いてな。ひと通りの手術が済んだようだ。向こうの医者によれば『結果は概ね良好』。しばらく安静にさせて様子を見るらしい」


「……」


 ひとまず安心。ホッと胸を撫で下ろす。複数の臓器を入れ替えたのである。さすがに難易度の高い大手術と聞かされていたため気が気でなかったが、そこは世界最高峰の医療技術を有するアメリカ。杞憂だったようだ。


 あとは移植後の経過をしばらくチェックし、適切に順応していると医師が判断すれば退院となる。専門施設へ移って今後うまく日常生活をおくるための体力づくりも兼ねたリハビリを行い、遅くとも冬までには帰国できる見通しらしい。


 リハビリにおよそ1ヵ月もかかるのは意外だったが、数年以上も寝たきり同然の暮らしをしていた絢華が元に戻るためには致し方ない。歩行や階段の昇降といった基本動作から筋力トレーニングまで、その項目は多岐にわたるとのこと。


「けっこう大変なんだな……手術が終わったから、それでOKってわけでもないなんて。でも、成功して良かったぜ。ずっと心配してたんだ。俺、もしかしたら生まれて初めて神頼みしたかも。絢華の手術が上手くいきますようにって」


「殊勝な心掛けだな。されど、手術が成功するのは当然のこと。2億も注ぎ込んだのだからな。万に一つ損じるようなことがあれば、その折には関わった者すべての首を刎ねていたところだ」


「に、2億円も……!? なんか、すっげえ額だな」


「安いものだ。その程度のはした金、私であればものの4日で稼ぎ出せるわ。なれど、絢華の体に見合う臓物を探すのには些か骨が折れた。あの子は他と少し異なった体質のようでな。あれがなかなか見つからなかったのだ」


 村雨が適合者を確保できたのは、前年の5月。手術の話が持ち上がってから足掛け数年にも及び、東奔西走の末にようやく探し出せたという。しみじみと語る表情が苦労を物語っている。ともあれ、絢華の手術が成功したのなら何よりだ。


 なお、俺には他にも気になることがあった。


「……ところでさ。絢華は俺について、何か言ってたか? 最近俺がどうしてるとか、そういう話題は」


「いや、此度の書状には無かったな」


「そっか……」


 若干、気落ちしてしまう。遠く離れた異国にあっても俺のことを気にかけている、そんな文面が載っていることを仄かに期待していた。自意識過剰というか何というか、いま振り返っても殊更に痛々しい願望だったと思う。


 そもそも手術直後の病床にある女性が、満足に筆を執れるわけもない。手紙自体、随行中の秋元が書いたもの。少し考えれば容易に想像のつくことだろう。にもかかわらず、俺は一体何を欲していたのか。当てが外れた悔しさやら愚鈍な自分への情けなさ、恥ずかしさやらが一気にこみ上げて来て、顔面がみるみるうちに紅潮する。


 そんな俺の姿を村雨は軽く笑った。


「フフッ、案ずるな。決して忘れられたりはせん。お前はただ、あの子の幸せだけを願ってやれば良いのだ。さすれば、自ずと結果は見えてこよう。人を慕うとはそういうことだ」


「あっ、ああ。だと良いんだけどよ……ぶっちゃけ、気になって仕方がねぇんだ。何にしたってこないだ手紙を貰ったきり、俺宛てにはまったく音沙汰が無いもんだからさ……飯はちゃんと食えてんのか、向こうで元気にやれてるのか」


「きっと同じことを絢華も考えておろう。6月に向こうへ赴いた際、あの子の口から涼平の名が出ない日は無かった。いくら話しても話し足りぬほどにな。いずれ、お前の方から葉書きを出してやるが良い。すぐに返事は来ずとも、必ずや絢華は喜ぶはずだぞ」


「俺が、手紙……」


 言われてみれば、こちらから送ってやるという選択肢は考えてもいなかった。それはそれで良い話だ。むしろ、俺の気持ちを伝えるにはもってこいの手段ではないか。村雨組長が勧めてくれているのであれば、送らないわけにはいかない。ただ、ひとつだけ懸念材料があった。


「……あんたも知ってると思うけどさ。俺、めちゃくちゃ馬鹿なんだよ。学校の授業なんか、小3の秋からずっと真面目に受けて来なかったし。特に国語は苦手中の苦手だった。そんな俺に上手く文章が書けるどうか……」


「構わぬ。いかに下手であろうと、気持ちを込めて書いたものであればきっと伝わる。肝要なのは心だ。絢華とて、お前から文が届いたとなればそれだけで舞い上がるであろう。是非とも書いてやってくれ。いや、書け。これは命令であるぞ。分かったな?」


 最大の試練こそ乗り越えたものの、しばらくは異国の地で孤独な生活を続けねばならない絢華。病は気から。精神状態は体調に直結する。彼女が元気に暮らすために必要なのは、心に明るい希望の火を灯す活力。俺の手紙でそれが満たされるというのなら、寄越す返事はひとつしかない。


「……必ず書くよ。帰ったら、すぐにでも」


「うむ。それでこそ、私が見込んだ男だ。きっと頼むぞ。お前があの子に生きる力を与えてやるのだ」


 こんなにも想われていたなんて。俺の気持ちが一方通行でないことは前月の手紙にて悟ってはいたが、実際にはずっと大きかった。あの時の返信を出さぬまま過ごした時間が勿体ない。それまでの空白を償う形にはなるが、最大限の情愛を届けてやりたいと心から願った。


 将来の自分が身を置くべきは村雨組か、中川会か。そんな疑問など、元から考える余地も無かったではないか。ほんの一瞬でも心を揺らがせた自分が愚かしい。たとえ親父が伝説をつくった組織であろうと、もはや関わりのないこと。親父は親父、俺は俺。進むべき道は既に決まっている。


(俺の居場所は村雨組。迷うことなんて無い……!)


 その時、ウェイトレスがやって来た。先ほどとは違う、ロングヘアーを後ろで結った若い女性だ。彼女の持った盆の上には、グラスに注がれた鮮やかな緑色が2つ。どうやら、注文が来たようである。


「たいへんお待たせいたしました。こちら、クリームソーダになります」


 待ちに待った到着。組長と話すのに夢中で時間の流れをすっかり忘れていたが、注文から20分は経っている。ふと店内左手の壁掛け時計を見るなり、思わず嘆息が漏れた。時が過ぎゆくのは本当にあっという間。こういんごとしとは、まさに言い得て妙である。


「やっと来たか。遅かったな」


「申し訳ございません。仕込みに時間を要してしまったもので。ご注文は以上でよろしかったですか?」


「うむ」


 考えてみれば、随分遅い給仕だったと思う。ハンバーグやスパゲッティといったフードメニューとは違い、クリームソーダは単なる飲み物。ここまで手間がかかるはずがない。繁忙の時間帯だったとしても、さすがに遅すぎる。


(ったく、どんだけ待たせやがんだよ……)


 そう思っていた俺は次の瞬間、ウェイトレスがエプロンの内側から取り出した銀色の物体に気が付かなかった。


「死んでください。村雨組長」


「なっ!?」


 ――ズガァァァァン。


 空間を切り裂くように鳴り響いた轟音。目の前で何が起きたか分からず、思考が追い付かない。いや、追い付く由も無かったと書いた方が適切だろう。ほんの一瞬の出来事だった。唯一、視覚だけははっきりとしていた。


(えっ……?)


 女の右手に握られていたもの。それは拳銃だった。

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