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優しい醜い姫と勘違い皇子の出会い

十話くらいの中編です。


追記:一五話で完結しました。


追追記:誤字脱字や文章、一人称など、気になるところをちょこちょこ修正しています。牛歩です。

☆★


 昔々、北西の国でのお話。お姫様と皇子様の恋物語。


☆★


【北西の国 大蛇連合国本国 僻地領地】


 姉である、第一王女はそれはそれは美しい。

 秋の豊穣を象徴するような、黄金に輝く巻き髪。雪のように白く、陶器のように滑らかな肌。熟れた果実のように瑞々しい唇。

 目は大きく、睫毛は長く、春に芽吹く若草のような色の瞳。まるで宝石みたいだ。 

 手足は長く、スラリとしているのに胸は豊か。豪奢な刺繍や宝石で飾られた真紅のドレスに、見劣りどころか優っている。

 私は、ベランダから大鷲の間の光景に背を向けた。

 城の外壁の向こう、城下街の家々に灯る明かり。楽しそうな声が聞こえてくるような錯覚。

 食糧難に対して、備蓄物を配布した効果があると良い。きっと、あるだろう。様々な家で、家族仲良く団欒しているに違いない。

 城下街の下、なだらかな丘や小さな森の上に広がる満天の星空。

 秋の終わりなので、少々肌寒い。しかし、代わりに夜空は高く、星の煌めきがよく見える。

 今夜も流れ星は見えるだろうか?

 誰かの幸福を作るという、夜空に横切る希望の光。星は私の好きなものの一つ。

 城のベランダで、流れ星を探しながら、星を数える。


「寒くない? ハンナ」

「いいえ、コーディアル様」

「もう少ししたら部屋に戻れるでしょう。誕生祭の謝辞を述べる時間まで、あと半刻程でしょうか」


 肩に掛けていたショールを、侍女ハンナに渡そうとすると、断られた。


「コーディアル様、私はちっとも寒くありません。っくしゅん!」


 くしゃみをしたハンナの肩に、ショールをそっと乗せた。ハンナは、しまった、という顔をする。


「無理をしてはなりません。お腹は減っていない? 皆のように踊ってきて良いのよ」

「全くもって、お腹一杯ですコーディアル様」


 今度はぐうぅっとハンナのお腹が鳴った。 

 薄暗いけれど、ハンナの顔が赤くなったのは分かる。

 私はハンナの肩に両手を置き、彼女の体をくるりと回転させた。


「まあまあ、嘘ばっかりねハンナ。(わたくし)は、もう少し星を眺めていたいの」

「今のは喉が鳴っただけです」

「そう? いつもいつも、苦労ばかりかけさせていたので心苦しかったから、楽しんできて欲しいわ」


 背中を押したのに、ハンナは体の向きを私の方に戻した。


「嘘ではありません。残り物を民へ配ろうと考えているコーディアル様を見習いたいのです。大食らいの私の分は、子供達何人分だと思いますか? それから、コーディアル様に星座や神話を教えて頂く方が、踊るよりも余程楽しいです」


 ハンナはずいっと私へ近寄った。拗ねたような表情。


「だいたいあれは何ですか?」


 しかめっ面のハンナが掌で示したのは、舞踏会会場である。


「本日はコーディアル様の誕生祭です! それなのに誰一人としてお祝いの言葉を告げにこない。ローズ様に鼻の下を伸ばす殿方にはウンザリです」

「ローズ姉上の美しさは、宝石よりも優っているもの。仕方の無い、いえ、当然のことです」

「いいえ、コーディアル様のお屋敷なのに、ローズ様は我が物顔。服に装飾、靴まで全部借りると称して奪っています。コーディアル様への贈り物も、全部、何もかも! ローズ様の侍女まで真似をしています!」


 ハンナがあまりにも大きな声を出したので、私は驚いた。

 ハンナは窓の向こう、大鷲の間を指差して、益々ムスッとする。


(わたくし)を慮って怒ってくれてありがとうハンナ」

「いえ」

「でも、色々と誤解しているわ。ローズ姉上のように美しい方に夢中になるのは、男性の本能よ。皆様、(わたくし)にキチンとご挨拶してくださったではないですか」

「キチンとは、コーディアル様の贔屓目です」

「まあ、そんなことは無いわ。ローズ姉上に色々とお貸ししているのは事実ですが、奪う? お姉上は我が物顔なんてしておりません。体が不自由な(わたくし)の代わりにこんなに素敵な晩餐会を仕切ってくださいました」


 自分でも建前だと分かるが、それでも姉の悪口なんて言ってはならない。

 大切な侍女ハンナに言わせてもいけない。

 権力、後ろ盾のない自分に、国王陛下愛娘である姉の批判なんて許されない。従者という宝物が手からこぼれ落ちてしまう。

 ハンナは多分、その辺りも分かった上で、こうして憤ってくれている。だからこそ、私は固く心に蓋をする。

 それに、と続けようとしたらハンナの後ろ、窓を開いた男性が一人、歩いてくるのが見えた。

 大きな窓に注ぐ、大鷲の間で輝くシャンデリアの光を浴びるその男性は、白い見慣れない衣装を纏っている。

 黒髪がサラサラと風に揺れた。逆光なので顔は見えない。

 招待者との挨拶を思い出しながら、誰だったか、と思案する。

 恐らく、隣国の第三皇子だ。いや、絶対にそう。大鷲の間から、隣に大きな黒い犬が現れたので確信した。

 彼の名は確か——……。


「見当たらないと思って、探しましたコーディアル様。改めて自己紹介させて下さい」

「いいえ、フィズ様。遠路遥々、東の国からお祝いに来てくださってありがとうございます。招いた身なのに、もてなしもせずに申し訳ございませんでした」


 目一杯の感謝を込めて、フィズ皇子に会釈をした。

 彼が目の前まで来ると、顔が見えた。やはり、正解。

 隣国の第三皇子フィズ、その人である。穏やかそうで優しげな顔立ち。凛々しい眉。今は暗くて分からないが、肌は日焼けしていて褐色。

 私はハンナに目配せした。隣国の皇子がわざわざ一人で話しかけてくるとは、外交への布石か探りだろう。側近達が必要。

 ハンナはそっと離れて、大鷲の間へ移動。

 振り返ったフィズ皇子は、ハンナを目で追う。


「一度の挨拶で覚えて下さったとは光栄です。こちらで何を? コーディアル様」


 私と向き合ったフィズ皇子が、肩から外したマントを私に差し出した。

 隣国の国紋を銀の糸で刺繍したマントが、月明かりでキラキラと光る。

 こちらで何を。見せるのも心苦しい醜い容姿なので、ここに隠れていました。そうは言えない。

 言い訳が必要だが……社交場でこんな風に話しかけられた事は無いので、上手い言い訳が思いつかない。

 しかし、差し出されたマントの意味を考えないといけない。単に自慢というようには見えない。


「丁寧で、繊細な刺繍でございますね。このような技術で作られた品を、我が国で売りたいということでしょうか?」


 私は質問を無視し、マントをしげしげと観察した。

 貴族達が好みそうだ。交易で生まれるお金は国を潤す。貴族が異国の品を買う。

 売りにきた者は、宿や衣食の仕入れで街中にお金を落とす。上から下へと、金銭が流れる。だから晩餐会にこの領地で働いてくれるという、評判良さそうな行商を招いた。

 貴族や他国の要人に上手く根回しを。側近達にそう頼んできた。

 私の側近達はとても優秀。領主として鼻が高い。

 交易なら……この皇子は何故、広間の従者や姉のローズと話さないのか?

 こちらで何を? への返事も考えないとならない。


「まさか。まあ、それは良い提案で我が国としては嬉しいです。しかし、このマントは、体が冷えてしまっていそうなコーディアル様の体に胸を痛めて差し出したものです」


 フィズ皇子が私の肩にマントを羽織らせる。予想外のことに、私は面食らった。

 見上げると、フィズ皇子は困ったように笑っている。

 ああ、そうかと思い至る。

 何の病なのか謎だが、私の肌は固くてぼこぼこしている。それから浮腫み。全身、腫れているように太くて丸い。こんなの、見て気分が良いものではない。

 祝いの会なのだから、着飾って下さいと言う侍女達——特にハンナ——にせがまれてドレスを着ている。なるべく質素なものを選んだ。

 海色のドレスは、はっきり言って私に似合っていない。

 フィズ皇子は、私を痛々しいと思って、心配してくれたのだろう。


「ありがとうございますフィズ様。見た目はこのようですが、特に痛くも痒くもございません。肌の感覚が鈍くなっていますので、寒くないのです。本来、お見せするようなものではないですので不快な思いをさせて、申し訳ございません。うつりませんのでご安心ください」

「不快? まさか。それに、心配などしておりません。それで、こちらで何を?」


 心配などしておりません。

 誰が、どう見ても、フィズ皇子は私を労ってくれた。

 どういうことだろうか? 私は首を捻った。


(わたくし)を労ってくださったというのに、心配していない? フィズ様……」


 ドレスを引っ張られて、私は視線を落とした。黒い犬と目が合う。

 真昼の太陽のような、琥珀にも似ている瞳。

 微風に揺れる豊かな黒い毛並みと、堂々たる座り姿に思わず感嘆の声が漏れた。


「ご挨拶が遅くなりました。コーディアルと申します。犬というより、狼でございましょうか? 街中の犬とは違って見えます。逞しく、勇猛果敢そうなこの狼の名を、先程のご挨拶で聞けずに残念でしたので教えていただきたいです」


 私はしゃがんで、ジッと黒い犬——いや黒狼——を見つめた。ここまで荘厳な雰囲気の獣は初めて。

 

「彼の名はレージング。コーディアル様の推測通り、狼です。多分、ですけれど」


 フィズ皇子が告げると、レージングは小さく吠えた。

 三回吠えて、私の体を囲うように近寄ってくる。

 何となく、呼び捨てが憚られる。そういう雰囲気。多分、狼とは何なのか?

  私は黒い狼に不思議な感情を抱いた。敬意を払うべきであり、この狼は自分よりも格上の存在。そんな気がする。

 この黒狼の名を呼ぶ際には、敬称をつけよう。


「レージング様、暖をということでしょうか? 先程申しましたように、寒さに鈍感なのです。お心遣いありがとうございます」

「それで、コーディアル様。本日の主役である貴女様はこちらで何を?」


 フィズ皇子もしゃがんだ。レージングの頬を撫でながら、私の顔を覗き込んでくる。

 また「こちらで何を」という問いかけ。  

 散々無視しているので、大変失礼な状況だ。

 言い訳……言い訳……言い訳……。

 この会は姉が主役。自分はシャンデリアの灯りの下にいるような存在ではない。そんな話をするべきではない。

 言い訳……。こんなに、言葉が出てこないのは珍しい。胸がざわざわと落ち着かない。


「主役は(わたくし)をここまで立派に育ててくれた、家族や家臣達です。小さく、貧しい領地ですので、苦労ばかりかけています。今宵くらい、楽しく贅を味わうべきです。不慣れで、体も思うように動かない(わたくし)の為に姉上達がこんなに素敵な晩餐会を開いてくださいました」


 これ、会話が成り立っていないな。私は冷や汗をかいた。

 自分を労り、優しげな様子の相手なのに、トンチンカンな解答をして怒らせるかもしれない。

 ここで何をしているという質問への返事……言い訳……。


 窓の向こうで、舞踏会が始まっている。

 楽団のゆったりとした旋律に合わせて来賓が踊る。家臣や侍女も混じっているので、ホッとする。

 皆、遠慮しがちなので働くばかりにならないかと心配していた。

 私の第二側近アデルの息子ルイと、緊張しながらも嬉しいというように踊るハンナの姿を見つけた。

 ハンナと目が合う。花が咲いたように笑ったハンナに、私は手を振った。現実逃避である。

 礼儀作法は、それはもう厳しく教育されてきたのに、どうにも上手い対応が出来ない。

 こんなこと初めて。妙に落ち着かない。


「コーディアル様、それで、こちらで何を?」


 また問いかけられ、私はフィズ皇子へと顔を戻した。何故、それにそこまで拘る。私も悪いけれど、いい加減にして欲しい。

 近くなった気がして思わず仰け反る。間近で浮腫んだまん丸の顔や、醜い肌を見られるのは心苦しい。


「あの、先程から聞いてくださっているのに、直ぐにお答えせずにすみません。何を?」


 この問いかけ、そんなに大切なことなのか?

 外交の話の前に、世間話をということだろうか?

 側近達はまだ来ない。これ以上の粗相がないようにしないとならない。それに、この小さな領地に交易をする価値があると伝えるべきだ。

 それだ。余計な話はせずに、その話をすれば良い。ついに見つけた。言い訳ではなく、本心で語れる。

 私は立ち上がり、ベランダの向こうの街並みを掌で示した。


(わたくし)、働き者の民が今夜は家族揃って笑い合っているだろうと眺めておりました」


 フィズ皇子の反応は悪くない。よし、と私は続けた。


「輝く星々のように、見ていて飽きません。小さく、貧乏そうと思われたでしょうが、とても勤勉な者ばかりです。交易の中心にしてくだされば、真心込めておもてなし致します。是非一度、行商達と話をしていただきたいです」


 ふと、視界の端に流れ星が見えた。私は思わず目を閉じ、両手を握りしめた。今年は実りが少なかった。


——私の采配下手のせいなので、今年よりも励みます。代わりにどうか腹を空かせる民が減りますように。一人も居なくなりますように。


 祈りというより、これは誓いだ。

 願うだけでは叶わない。考え、行動してこそ未来は切り開かれる。

 亡き母が生きていた時の働き姿が、私を奮い立たせてくれる。

 隣にフィズ皇子が並んだ気配がして、目を開く。彼は夜空を見上げ、寂しそうに瞳を揺らしていた。

 故郷を離れ、異国の地で外交することに気負っているのかもしれない。どう見ても、まだ若い。私とそう変わらない年齢だろう。


——こちらで何を?


——星を眺めておりました


 それだけで良かった。自己卑下に囚われ、無駄に考え過ぎた。

 何故、今夜に限って、言葉がすんなりと出てこなかったのだろう?


「我が国の貴族は飾るのが好きです。このような素敵な品、良く売れると思います」


 私は肩に掛けてもらった、フィズ皇子のマントを取った。

 皮膚の角質がくっついていると困るので、軽く払ってからなるべく丁寧に折り畳む。

 浮腫みと関節痛で指先が上手く動かないのがもどかしい。

 フィズ皇子の顔が、ゆっくりと私の方に向いた。

 穏やかに微笑んでいるが、やはり侘しさが滲んでいる。


「それは差し上げます。コーディアル様、私はこの国の曲が好ましいです。それに初めて見ましたが、この国の踊りも。不恰好かもしれませんが参加してみたいです」


 熱心な目のフィズ皇子。私は手に持つマントを胸に抱いて、首を大きく縦に振った。


「こんな良質な見本など、聞いたことございません! それに何て誇らしいのでしょうか。姉上に声を掛けてきます! フィズ様、素知らぬ顔で姉上をエスコートしてくださいませ」


 夢かもしれない。猛々しく少々野蛮と噂で聞いていた隣国の皇子は、こんなにも穏やかで優しい。

 外交にも前向き。この国の文化を好ましいとまで言ってくれた。礼儀知らずも見逃してくれた。

 隣国は交流少なく情報が少な過ぎる。これを機に、新たな関係が始まる。それが私の誕生祭がきっかけとは、素晴らしい事だ。

 自然と笑顔が溢れる。

 私は大鷲の間に戻り、侍女達を捕まえてフィズ皇子の話をした。

 侍女達に姉ローズへ伝言を頼む。

 側近達に、フィズ皇子が外交に前向きな事も伝えて回る。


 大鷲の間、中央で燦々と輝くシャンデリアの下。フィズ皇子と姉ローズ姫はそれはもう、うっとりするほど似合いの美男美女で、見ていて幸せな気分になれた。

 美麗な二人は、隣国との友好の象徴。今年は、険しい冬だという予感がしている。けれども、新しい関係を築いていく二カ国は、手に手を取って共に栄え、厳しい冬を越えられるだろう。


☆一ヶ月後★


 衝撃的な話が舞い込んできた。


 国の東にある、隣国煌国——他にも東には小国があるが、我が国と肩を並べる大国のうち隣なのはこの国——との休戦協定締結。

 その証として、煌国第三皇子フィズと大蛇連合国本国ドメキア王国第2王女コーディアルは婚姻。

 本人たっての希望で、フィズ皇子はコーディアル王女へ婿入り。これにより、フィズ皇子はコーディアル王女が治める領地領主となる。

 父親に本国に呼び出され、その話を聞かされた時は、腰を抜かして、玉座の間に座り込んでしまった。


 第三皇子フィズは煌国皇帝の愛息子。

 宝石姫と名が高い麗しの第1王女ローズではなく、国王に見離されている自分が相手。

 私の地位は、本国王位継承権第四位と最も低い。2人の兄、姉のローズがいる上に、父親に嫌われているのでまず要職に就くことはない。その夫だと、かなり不遇な地位となる。

 実に謎めいた政略結婚である。しかし、婚姻相手が私だというのは、煌国からの要求だという。

 私はフィズ皇子の人柄、噂を仕入れた結果、自分と婚姻する理由をこう結論付けた。


——貧しく中々悲惨な領地への同情。その領地を、同情だけではなく、改革しようという本物の善意。彼は慈愛に溢れ、正義感も強いという。


 フィズ皇子は自国の街にて、既にそういう生活をしているらしい。なので、そのような結論に至った。 

 父親経由やフィズ皇子へ手紙を送って、推測が正しいのか確認したら、正解だった。

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