アギトシャイニングの性能と描写について
今回は上記の課題で進めていく。アギトシャイニングはバーニングフォームと呼ばれる防御最強形態から太陽の光を浴びて装甲をパージしたアギト最強形態である。
では手始めにスペックを載せていこう。
身長:195cm
体重:95kg
パンチ力:15t
キック力:45t
跳躍力:一跳び75m
光を浴びて赤の分厚い装甲から新たに白色として変化したシャイニング。
腕のパワーはバーニングに劣る一方で、脚力とスピードに関してはアギトの形態の中で一番のパラメーターとして優秀(この点に関しては仮面ライダーガイムの極と類似する所が多々ある)。
なおバーニングフォームに変化した際に暴走が来てしまう危険性も皆無になった事で効率良く力を発揮する事が可能となる。
武器はバーニングフォームと同じくシャイニングカリバーであるが、シャイニングフォームになるとシャイニングカリバーを分割にしたツインモードを使いこなす。
しかし最強フォームの武器として位置付けられるシャイニングカリバーを使わずに素手で戦うことも多い(安易に武器を頼らないというかっこ良さは出ているが、もうちょっと活躍させて欲しい所)。
そんな中でシャイニングが放つ必殺技は3つ存在する。
1つ目はその場で息を整えて巨大な紋章を出現させてから解き放つシャイニングライダーキック。
2つ目は更に紋章を倍に増やしてから解き放つ強化型シャイニングライダーキック。
そして3つ目にシャイニングカリバーを分割にしたツインモードで素早く敵を切り裂くシャイニングクラッシュ(しかし、この時代では未だにCGが発達である為、描写が非常に地味で派手さに欠ける)
ちなみにバーニングフォームからシャイニングフォームへの変身はイナズマンをモチーフとして扱われているが……どう考えてもキャストオフにしか見えないのだ。私の目では……そう見えてしまう。
では次にTV版37話「暗闇の戦士」から初登場を果たしたシャイニングフォームの描写について。 この時、医師免許が剥奪されても闇医者として活動するアナザーアギトこと木野に若干出番を奪われつつある翔一はある病院に居た木野に対して重症の深手を負っている葦原をバイクのように治してくれと頼み込んだ(因みに重症の深手を負わせたのは木野である)。
その後、アギトである翔一がいつものようにアンノウンを某ニュータイプが発する直感のように感じ取り現場へと急いで駆け付けるとそこにはステリオ・デクステラと呼ばれしアンノウンが出没する。
翔一はすぐさまアギトへと変身して戦闘モードに移行する。しかし戦闘の最中に兄弟関係と思われるもう1体のアンノウンであるステリオ・シニストラが駆け付けてきた事により苦戦を強いられる。
そんな状況の中に置いても翔一は諦める事無くバーニングへとフォームを変化させて肉体攻撃で2体のステリオから繰り出される攻撃を凌ぐ。
やがて勝ち目が無いと悟ったステリオ・シニストラは霧のような物を発生させてデクステラを置き去りにして去っていく。シニストラに置いていかれたデクステラは戦闘最中にアギト共に外へと飛び出す。
そしてアギトは唐突に目映い光が照らし出す太陽を見つめると……
バーニングフォームにあった強固なる肉体の装甲が剥がれて銀色の装甲が特徴的な最強形態アギトシャイニングへと変化した。
その後、圧倒的な実力でデクステラを叩きのめしてからトドメでシャイニングカリバーを二刀流にして切り裂くシャイニングクラッシュなる技を四連撃で完膚無きに倒した。
TV版では「えっ、なんか唐突」という言葉しか出ない。実はSP版の方がシャイニングフォームについて描写されていると言われているらしいが(劇場版G4ではシャイニングへの変身描写について納得出来る理由だったが)。
それにしても…………雑である。
せっかくのTV版を雑に片付けるのはいかがと思うが……果たしてスタッフ達は一体何を持ってして、せっかくの最強形態披露をこんな雑な流れで流したのか?これなら、まだ二期ライダー最強形態の方が納得出来る。
TV版の描写については非常に残念ではあったが、話が進むにつれて力が進化していくシャイニング。
後半度々登場する水のエルが言っていた言葉でアギトは限り無く進化する力と告げていた。
もしかすると、最大限に進化していく内につれてアルティメットをも凌駕……出来るかもしれない(あくまでも筆者の妄言)
では、結論へと移ろう。
結論
・バーニングフォームからシャイニングへと変化する事でパワーの分には劣るが、素早さなどについては格段に上がる。
・余談だがシャイニングになるには光を浴びる必要がある。よって光を浴びなければシャイニングには絶対になれない(屋内・晩は不可能)
・アギトは限り無く進化する力と呼ばれている。上手く進化すればどんな敵にも果敢無く立ち向かえる力が手にはいる可能性は充分にあるかもしれない。
以上を持って今回の講座を閉講する。




