CSMファイズアクセル感想
今回は私にとっては待ち構えていたファイズアクセルの感想を多少厳しめで言っていこうと思う。まずパッケージを見てみると、表側はSTART UPと記載。裏側にはTIME OUTとなっており写っているのはファイズアクセルフォームとなっている。やはり全体的に箱がダサいのはCSMの恒例行事となっている。
さて、ここで中身を開けるとファイズアクセル本体とアクセルメモリー並びにユーザーズガイドとかいう劇中には一切出現した事の無い説明書が入っている。ちなみにユーザーズガイドには大した事の無い情報が載っているので説明は省略する。新しく製造されたと思われるアクセルメモリーはDXと比べると殆ど違うと断言出来る。と言うのも顔面と横に伸びる物が全く違う。
顔面はDXよりも少し大きくなっていて、縦に黒の塗装がされていて光沢感が出ている。あとは全体的にプラ構成で出来ていないので少しだけ重い。メモリーの見た目に関しては素晴らしい出来であると言っておく。では、グダグダと言った所でいよいよファイズアクセル本体へ。
アクセル本体はやはりDXよりも大きくなっていて、両端のバンドはおおよそ5cm延びているので腕が太い人でも安心して付けれる設計となっている。なおDXと違ってリストバンドらしき物が無いので、若干プラプラしている(ちょっと不安なんだが)。電源を入れるとピコッとなる仕組み。
これはDXとの差別を図っているのだろうか?赤いスイッチを押すと皆様ご存知のSTARTUPが鳴る。この時から10秒のカウントダウンが始まるのだがDXと比べて若干カウントダウンが終わる。またライトの明かりの明るさが非常に見やすくなっていたり、終わりの時に音や点灯の仕方が違う。
どうやらDXを丸々パクっている訳ではなさそうだ。しかし殆どの音はDXと変わらないので少々物足りなかった。私としてはスチームのような音などのリアルな音源を聴かせて頂きたかったのだが難しいのだろうか?赤いスイッチの説明は終わりにして黒いスイッチの説明をしていこう。
こちらのスイッチは以前とんでもなく意味不明なミニゲームが搭載されていたが、CSMはそれをオミットにして劇中歌が流れる機能を作り出した。
これは大変優秀でごっこ遊びがかなり捗る事は間違いないのだが何故egoが無いのか?もしかすると権利上の問題で搭載出来なかった可能性が大いにあるが、そこは頑張って搭載して欲しかったと思う。
さて色々と失礼な事を言ってきたが総合的に見るとCSMファイズドライバーがあれば非常に楽しめる。
しかし深く追求するとやや駄目な部分があるので、この部分を改善すれば私としては問題なく満点を出せる一品である。お値段は当時のアクセルと比べると値が張るが、買えない事は無いと思うのでただただ純粋にファイズアクセルに惹かれたのなら購入をお勧めしておく。では総評に移ろう。
総評
・見た目に関してはほぼ満点の出来栄え。しかしながら音楽の少なさや遊ぶ機能が余り無かったり、赤いスイッチを押した際に機械音が流れないなど深い所を追求していくとキリが無いが、充分に楽しめる物として出来ている。
では今回はこれにて終了する。




