仮面ライダーカイザの説明書
今回は仮面ライダーファイズからかなり印象に残したサブライダーであるカイザの紹介をしていこう……装着者はギアの奪い合いが多発した為に多くの者が居たが、今回はどのライダー作品よりも強烈に印象を残した自己中的な男である草加雅人をカイザの装着者として扱う。
またカイザに変身中に「カイザ、圧倒的な力」という処刑用BGMが流れると高確率でオルフェノクを死滅することが出来る。フォトンブラッドの出力はファイズのよりも高い黄色である。この為、ファイズと比べて見るとパワーは圧倒的に勝るが、機動力がやや落ちる為唐突な攻撃には弱い。それではカイザが使う武装を紹介していこう。
・カイザフォン
携帯電話型トランスジェネレーターで形は当時は珍しい回転式となっている。変身する際は913と入力することで変身することが出来る(が素質が無い者は変身解除後に砂となって、身体諸共消える)。電子音声はファイズフォンに比べてダークで不気味なので少々怖い。また戦闘時にはカイザフォンをギアから外して銃身を変形することで銃型のフォトンブラスターとしても使用可能ではあるが、カイザブレイガンよりも遙かに威力が劣る為あまり使うことは無かった……がある場面で一度だけカイザブレイガンとの2丁拳銃を披露したので是非見て欲しい。なお全く関係無いが、カイザの着メロはイメージと違ってかなり軽快である……
・カイザブレイガン
カイザが一番使用する主武装。本体重量は1.25kgあるので結構重い。ガンモードの火力はフォンブラスター以上を発揮するので連射をするだけでガンモードのみでオルフェノクを撃破する事も出来る。なお1度に発射できるのは12発だが、再度レバーを引くことで装填する仕組みになっているので弾切れの心配をする必要性は無い。またカイザのミッションメモリーを装填することでグリップ先端から刀身が伸びてブレイドモードにすることが出来る。その時はブレイドだけで無く、ガンモードで銃撃も可能なので近接・遠距離どちらにも対応が出来る強力な武装となっている。必殺技はカイザフォンからエネルギーを送り込んでからガンモードで相手の動きを封じたのを確認してから、X字状のフォトンブラッドの熱を放射しながら突貫するカイザスラッシュ。
・カイザショット
デジタルカメラ型パンチングユニットでレンズ部にミッションメモリーを装填することで武器として性能を開花。カイザフォンのENTERを押してエネルギーを送り込みオルフェノクに直接叩き込むことで、灰化させることが出来る近距離必殺の専用武器ではあるがカイザブレイガンの方が便利で扱いやすいのか、劇中では殆ど使用しない(がファイズはかなりの頻度でショットを使う)
・カイザポインター デジタル双眼鏡ツールで25話から登場した、天井から落ちてきた強化アイテム……右足に装着してミッションメモリーを装填することによポインターモードの変形。カイザフォンのENTERを押しエネルギーを送り込んで、敵の方に放つと四角錐状のポインタが出現……ポインタと一体となって両足で跳び蹴りを放ち(てぇいややや!と叫ぶ事により)ドリルの様に貫く強力な足蹴り技(技名:ゴルドスマッシュ)が可能である。なおカイザポインターはファイズポインターよりも遙かに性能が高い為、威力は数倍の実力を誇る。
・サイドバッシャー
カイザが乗る専用バイク……だが変形することで左腕に6連装のミサイル「エグザップバスター」、右腕に4連装濃縮フォトンバルカン砲という強力過ぎる武装を持つためにバイクとしての性能は最強……だが、空中に飛ぶことが出来ないので特定の敵を制圧する事には向いていない(例:サイガ)
以上で武装の紹介を終わる……カイザは全ての武装に置いて、強力過ぎる程のラインナップではあるが特定の条件を満たさない場合は命を代償にして戦わなければならないので、変身する際は並々ならぬ覚悟を決めなければならないだろう……全体としては打撃・銃撃と両方共に優れていて、尚且つ強力なサポートマシンがある為ほぼ負け無しではあるが、強化フォームは存在しないので、万が一にも強力なオルフェノクが居れば太刀打ちするはかなり難しいかもしれない……だがそこは技術でカバーすれば問題が無いように思える……では結論に移ろう。
結論
・武装面については近距離・遠距離両方優れている為、バランスの取れた戦闘が可能……更にマシンも地上では圧倒的な制圧力があるので、殆ど怖いもの知らずである。但しファイズよりも機動力が劣るので、広い視野で周りの戦闘に対処する必要性がある……それと、カイザギアから手元に離れた際にはオルフェノクに取られないように最新の注意を払う必要がある。
では、今回はこれにて閉講する。




