一期ベルトの電子音声そして二期ベルトの電子音声の魅力について
「コンプリート！」…夕方５時５５分を見るといつも頭に流れてくるのだが何故だろうか？今回は上記のお題で進めていこうと思う。
電子音声の始まりは龍騎から始まった。「アドベント」や「ソードベント」など当時クウガ・アギトを視聴していた人はびっくりしたのでは無いだろうか？ 私は年が小さすぎたため全く記憶に無いが……
２００３年の仮面ライダーファイズから完全に電子音声へとシフトした。「スタンディングバイ」で有名である。これが功を為したのかは不明であるがＷが出るまで玩具売り上げが一位になっていた。その後このスタンスが決定し現在では「バッチリミナー」となっている。では簡単にではあるが電子音声をサラッと紹介しよう。
・龍騎
「アドベント」
「コンファインベント」
「ファイナルベント」
「サバイブ」
・ファイズ
「スタンディングバイ」
「コンプリート」
「ジェットスライガーカムクローサー」「アウェイクニング」
・剣
「ターンアップ」
「サンダー」
「トルネード」
「ファイヤー」
「ロイヤルストレートフラッシュ」
・カブト
「ヘンシン」
「キャストオフ！」「プットオン！」
「マキシマムハイパーサイクロン」
・電王
「ソードフォーム」「ロッドフォーム」「アックスフォーム」
「ガンフォーム」
「フルチャージ」
「ライナーフォーム」
・キバ
「キバって行くぜ！」
「ウェイクアップ！」
「ガルルセイバー！」
・ディケイド
「カメンライド！ディケイド！」
「アタックライド！スラッシュ！」
「ファイナルアタックライド！ディディディケイド！」
・Ｗ
「サイクロン！ジョーカー！」
「ルナ！トリガー！」
「ジョーカー！マキシマムドライブ」
「エクトリーム！」
・オーズ
「タカ！・トラ！・バッタ！タ・ト・バ！タトバタトバ！」「タカ！・クジャク・！コンドル！タージャードルゥー」
「プテラ！・トリケラ！・ティラノ！プトティラ～ノザウル～ス！」
・フォーゼ
「３・２・１！」
「リミット・ブレイク！」
「コズミック！」
・ウィザード
「シャバドゥビタッチヘンシーン♪」
「ルパッチマジックタッチゴー♪」
「インフィニティ！プリーズ！ヒースイフードボーザバビュードゴーン！」
・鎧武
「オレンジ♪」
「ソイヤ！オレンジアームズ！花道オンステージ！」
「極アームズ！大・大・大・大・大将軍！」
・ドライブ
「スピード！」
「タイヤコウカーン！」
「ヒッサーツ！フルスロットル！」
「トライドロン！」「タイヤカキマゼール！」
・ゴースト
「バッチリミナー♪バッチリミナー♪」「カイガン！オレ！「ＫＥＥＰ・ＯＮ・ＧＯＩＮＧ！ゴ・ゴ・ゴ！ゴ・ゴ・ゴ！ゴ・ゴ・ゴ！ゴッドゴースト！」
以上が電子音声の一部である。まだまだ紹介出来るがくどいのでここまでにしよう。全体的に見るとしっかりとした構成になっているが……詳しく見るとさらに面白くなる。例えば一期ライダーの音声と二期ライダーの音声の比較。一期ライダーはストレートでスタイリッシュな変身音声であることに対し二期ライダーはどちらかというと聞いていて楽しい変身音声であるのが文章からみて取れる。これは購入者を子供に絞ぼり誰でも楽しめるようにしたかったからだ。おかげでダブル・オーズ・フォーゼ・ウィザード・鎧武は軒並み売り上げが好調であった。
しかしながら一期ライダーから見ている人はこう思うのでは無いだろうか……
やかましい音声になったと……
では最初の龍騎と最新のゴーストの電子音声をもう一度比べてみよう。
「アドベント」
「バッチリミナー♪」
……一期ライダー視聴者はさぞかし顔面が真っ青になったであろう。実際私も真っ青になった。そうしてこう思った。
仮面ライダーの歴史はもう終わったと
仮面ライダーゴーストが好きな方には大変申し訳ないが少なくとも私はそう思ってしまった。ところで何故こんな音声が生まれるのか？気になる人は居るのではないだろうか？
二期ライダーのベルトは別名黙ると死ぬベルトと言われている。この由来はウィザードライバーからなのだが現在のゴーストドライバーもあながち間違いではない……
実はこうなってしまったのはキバットドライバーのせいだと思われる。キバット自体お喋り豊富で可愛い所もあるがそもそもの原因がこのキバット君である。ここから喋るベルトが始まるのである。神のいたずらか悪魔の罠かどちらをとるかは読者に委ねよう……
ただ二期のベルトはリズミカルなので聞いていて楽しく変身出来るのは間違いないだろう。一方の一期ベルトはスタイリッシュなので格好良く変身したい人には魅力的なるのは間違いないだろう。
一期のベルトそして二期のベルト……それぞれに魅力があるということを私はお伝えしたい…では結論へ移ろう。
結論
・一期ベルトの音声はスタイリッシュかつクールなので格好良い（ゆえにドラマのシリアス部分を壊さない）
・二期ベルトの音声はリズミカルで楽しい音声である（反面ドラマのシリアス部分に合わないことがある）
以上が結論になる。余談だが次回作の仮面ライダーエクゼイドもこの路線は外れない為、恐らくスタイリッシュかつクールな音声は二度と無いだろうと思われる。時代の流れというものは残酷である……
では今回はこれにて閉講する。
