バッシャーは何故不遇なのか?(キバ編)
今回は仮面ライダーキバのフォームの一つである遠距離形態バッシャーを取り上げていくとしよう。バッシャーフォームは仮面ライダーキバがバッシャーマグナムを握ることで変身する半魚人形態であり、遠距離戦や水中戦に優れている……一見どこも悪そうな所は無いが本編の扱いは非常に悪く、片指で数えられるほど登場していない。
一体何故なのか?これには様々な理由が張り巡らせているがまず一つ目は銃ライダーと言う点。銃ライダーは主にトリガーを引いて安全な場所から狙い撃つ為に単調なシーンしか撮影出来ない……それが原因となっているかは定かでは無いが。二つ目はバッシャーマグナムが有能過ぎたこと……格闘主体のファンガイアを銃で発砲することは一方的に撃つっていう展開になりかねないからである。この点は他の銃ライダーと相似しているだろう。
最後は最強フォームであるエンペラーが早く登場したという点……これが一番有力と言えるだろう。この最強フォームが早く出たせいでバッシャーの出番が無くなった。勿論ガルル・ドッガも等しく出番が無くなったが……以上3つの点から不遇になってしまった理由を述べさせて頂いた。総合的に銃ライダーとエンペラーが原因となっているが一番の原因はもしかしたら次回作であるディケイドが登場したせいかもしれない。おのれ、ディケイド……では結論に移ろう。
結論
・バッシャー不遇は恐らくタツロットが早く登場し過ぎたことが原因と思われる。
ちなみにDXのバッシャーマグナムはガルルセイバー・ドッガハンマーと違って電池や音声も無く、ただただ単調なゼンマイ音が虚しく響き渡るだけである。これは脚本に嫌われたせいなのだろうか?理由は定かでは無い。
しかもバッシャーはエンペラーになって、一度も召喚されていない。
バッシャーフィーバーが未使用になった理由はバッシャーマグナムとタツロットを合体させた際に壊れてしまうというれっきとした原因があるのだが……かなり可哀想な子である(ゲームで必殺技として使われたので一応報われているが)では、今回はこれにて閉講する。




