CSMファイズギア感想
今回は議題では無くただの感想になる。一応届いたのは昨夜辺りから。今頃買ったユーザーは家の周りを激しく歩いているだろう……
私の感想は少々トゲがあるのでそれが嫌いな方は控えた方が良いかもしれない……では、早速感想を書いていこう。感想は主にCSMファイズギアのことを書いていくつもりだが、DXファイズギアも持っているのでこちらの比較等も行っていきたいと思う。 箱は最初、ダンボール箱に入っており、ハサミで開けていくことで開かれる仕様になっている。ちなみに今回はダンボール箱の上にCSMリーフレットが付いていて開けるとこれまでのCSMの歴史が詳しくわかるようになっているので、是非見ておこう。
さてリーフレットの話はここまでにして……ダンボール箱を開けていくとスマートブレインというファイズギアに入れるBOX仕様となっている。これを取り出すと二つの箱が一つの箱として収納されているので一つずつ取っていくと、それぞれファイズの絵が書いてある箱を見ることになる。
この箱……私にとってはダサいと考えている。もっと前の旧コンセレみたいにシンプルにすれば良いものの……DXとは違うんだからもっと格好良くできないものだろうか?とブツブツ言っていくと文章が長くなるので開けることにする。まず一つ目はファイズドライバーがある方……ファイズの顔面がアップになっているのが特徴的である。これを横から開けると待望のドライバーが箱に収まっている。ドライバー自体はCSMカブトゼクターと同じで右・左のベルトが一緒に付いている。真ん中にあるのがファイズフォン。これは見た目がかなり良く、ハッキリ言って文句の付けどころが無い。サイドバックルはCSM同様マジックテープ式となっている。
二つ目の箱はファイズショット・ポインターなどの武器関連……箱にはポインターで放つファイズが描かれている。これを横から開けるとポインターやショット並びにその付属品であるショットをしまう箱・ポインターに巻くレッグパーツが出てくる。そして一つだけポツンとファイズフォンとポインターにくっつける付属品が出てくるが劇中未使用なので、殆どの方が気にもせず、置くはずだろう……
これらの付属品をファイズドライバーに付けると、結構な重量になる。但し旧コンセレと比べるとどうしても安物感が歪めないので気にしないようにする必要がある……
ではここからはファイズが使うそれぞれの武器の説明をしていこう。まずはファイズフォン……電源はDXの横電源とは違い後ろ側の方となる。恐らく見た目を壊さないようにという配慮からだろう。単4電池を二本入れて付けると発行が始まる。開けるとDXと同じような感じになるが、かなり違う。違う所は主にアンテナ・電話のボタンの色・所々の外観になる。
特にアンテナは変わっていてより携帯らしいものになっている。これは本当に嬉しい改良だ。他にも電話のボタンの色……ここも良い改良だ。だが逆に悪い所もあった……それはトリガーの部分。ここがかなり以前の555玩具と比べて柔らかいので、アレ?となることは間違いないだろう。そしてもう一つの一番の最悪はディスプレイの番号の部分……ここを手で触るだけで謎の跡が付く。筆者はこれをやらかしてしまい自責の念に追われている。この文章を見た方は直ちに触るのを止めること……でないと筆者みたいに取り返しが付かないことになる。解決方法が出たら、ここに書き残しておくので是非確認して欲しい。
音声についてはもう言う所はほぼ無いだろう。DXの時の音声は誰だコイツ?状態から格段にのし上がったクリアな格好いい音声が聞けるので、時間に余裕がある人は動画で聞くことをオススメする。間違いなく痺れる筈だ。それとDXとの違いは音声の種類だろう……乾巧本人の様々な名台詞・ジェットスライガーやオートバジンなどDXには無かった多数の音声が収録されている。これだけでも物凄く価値があることがわかる。
次はファイズショットについて……これはDXファイズショットと比べ一回り大きくなり、起動音も若干変更されている。ファイズフォンに付属しているメモリーを入れることによりパンチ形態になる。ここまでの仕様はDXファイズショットとほぼ同じだが、ファイズフォンをドライバーに差し込んだ状態でフォンにエンターを押すとこちらのショートが自動的に必殺待機状態にるという恐ろしいギミックを放つ。これはDXのドライブから取った通信技術であるが、中々爽快である。ファイズショットのボタンを離すと更にDXファイズショットには無かった追加音声もあるので一切手抜きしていないということがわかるだろう。劇中との音声が全く違う気がするが……
次にファイズポインターについてこれも機構がほぼDXファイズポインターと一緒だが照明の形がかなり異なっている。DXでは黄色の薄暗い光に対しCSMでは赤色の明るいφの文字になっているのでテンションがかなり上がるだろう。そしてこちらもCSMのショットと同様に同じことが出来るのでかなり遊びが充実するだろう……但しこちらのポインターは劇中音と比べて全く似ていない。私としてはポインターのマーカーを射出する音を徹底して欲しかった次第である……
以上が武装関連の説明になる。またちょっとした余談としてファイズフォンをシングルモードにした後ファイズフォンをドライバーに差し込み、エンターを押すとそのままエクシードチャージが出来る。これによりスムーズな戦闘が出来るので捗るだろう…… では色々言い終えたのでそろそろ総評に移っていこう。
総評
全体的には軽めのファイズギアとなっており、腰に巻いてダレない優れもの。但し劇中のように前から付けると後ろが付けにくいので予めベルト止めを外す必要がある。そして要のファイズフォンはほぼ100点の出来ではあるが液晶画面の所は触るだけで取れない跡が付着するので要注意である……またこのファイズフォンでは乾本人の声が聞けるので必見である。ポインターやショットをファイズドライバーと連動させるとほぼ劇中さながらのスムーズな戦闘が可能になるため、興奮すること間違い無しである。
ということで点数で表すと95点(理由は劇中さながらのスムーズな装着が出来ないのと液晶画面の跡が消えない)なのだが、結局の所結構満足している。私が555ファンというのが大きく影響を受けているからだろう……この調子で財団にはブラスターも売って欲しいものである。では、これにて感想を終了する。