レンゲルは最弱なのか最強なのか?(ブレイド編)
今回は最強(笑)と言われているレンゲルさんが上記の議題通り、最弱なのか最強なのかという疑問を追求していこうと思う。
レンゲルは仮面ライダー剣の作品で途中から参戦したクローバーを司るライダーだ。装着者は睦月と伊達である。
描写はマチマチな所があり、睦月が改心した辺りは何故だかわからないがかなり弱いので最強と呼ぶにはちょっと……という部分が目立つ。ではまずはレンゲルのスペックを見ていくとしよう……
・レンゲル
身長:205cm
体重:111kg
パンチ力:300AP
キック力:490AP
ジャンプ力:ひと跳び30m
走力:100mを5秒
一応、劇中では1号機ギャレン・2号機ブレイドに続く最新製の3号機にあたり、エレメントを通過することで手足や首などの全身の筋肉が膨張し睦月とは別人のようなゴツい身体となり性能だけを見れば最強の仮面ライダーと偽りがない。
レンゲルが所持する攻撃系のカードは2のスタッブ・3のスクリュー・4のラッシュ・5のバイト・6のブリザード・7のゲル・8のポイズン・9のスモッグ・10のリモートがある。どれも強力な物が多いが特筆すべきはリモートになるだろう。このカードを使うと他のカードの中に封印されているアンデットを解放し戦わせることが出来るどこかの盗人さんみたいな便利なカードだである。
これを上手いこと有効活用すればバトルファイトは確実に防げただろう……そうすると話的に盛り上がらないが……
他にもブリザードや劇中未使用のゲルなどのカードがあり強者感が出ている。だとしたら何故こんなに最強(笑)と馬鹿にされるのか?それにはそれ相応の訳がある。
まずレンゲルはJ・Kのカードを使って進化フォームになっていない。ブレイドやギャレンそしてカリスは進化フォームがあるのに関わらずだ……もはや仲間外れである。ちなみにKは最終回前に使っていたが、直後Aのスパイダーアンデッドが外に解放され失敗したが睦月の頭の中でQ・Kと対談したことにより正気を取り戻し剣崎のキングラウザーを拝借し撃破した。そしてラウズアブゾーバーを橘に返したため、最後までキングフォームを御披露目されることは叶わなかった。余談であるがラウズアブゾーバーはブレイド・ギャレン製の物なので設計上使うことは出来ない……同期で作られてないことがあざとなったようだ。そして極めつけは劇中の活躍。ストーリーが進み、復活したと思ったら……また闇堕ちして敵になるという迂曲挫折した人生を送り、さらに先ほどの文章に書いたとおりラウズアブゾーバーが使用不可の為、パワーアップが出来ず「最強」という名乗り文句がいまいち実感できなかった。
しかも戦闘描写もあまり強く描かれていない為、最強と言う名はあまりにも似合わないライダーとなっている。
睦月が弱すぎるのかスタッフのせいなのかは謎である。
とにかく不遇過ぎるライダーだと言うことが判明した所で結論に移ろう。
結論
・描写を見るかぎりでは最強とは言いづらい。
ただし最弱とも言えない……
・設定やカードだけを見ると最強である
以上が結論になる。では今回はこれにて閉講する。




