平成仮面ライダーのモチーフについて
今回は上記のことについて語っていきたいと思う。平成仮面ライダーはいずれもモチーフから誕生している。では17人分のモチーフを紹介しつつ一言語っていこう。
・クウガ:モチーフはクワガタで昭和ライダーを正当に受け継いだ形となっている。おかげで多くの視聴者から人気を集めた。
・アギト:モチーフは龍。デザインは前作仮面ライダークウガの没デザインだとされている。
・龍騎:モチーフは騎士の甲冑。紋章として取り入れデザインされているためこの形となった。他の12ライダーも動物などを基調としながらデザインされている。
・ファイズ:モチーフはギリシャ文字のΦ。後付けモチーフは鮫とされており頭のアンテナの部分は鮫のセビレの名残と言われている。
・ブレイド:モチーフはトランプと昆虫。様々なカードを駆使して戦う……のだが実際には数枚程度しか活躍していない。
・ヒビキ:モチーフは鬼。仮面ライダーとはかけ離れた形のデザイン……これには理由があり当初は仮面ライダーとしてでは無く「変身忍者 嵐」として作られたからである。恐らく仮面ライダーが今も尚続いているのはこの作品のおかげだと思われる。
・カブト:モチーフはカブトムシ。前作のヒビキと違い仮面ライダーの原点回帰を目標としている。そのおかげか玩具の売上は無事回復した。
・電王:モチーフは桃太郎(ソードフォームの場合)。作風はコメディが強く、キャラクター達の騒がしいコントが特徴となっており軒並み子供達から人気を得たため現在の二期ライダーのストーリーはこれが基盤となっている。
・キバ:モチーフはコウモリ。ストーリーが昼ドラ仕立てとなっているが現代へ行ったり過去へ行ったりとせわしないため子供には不人気だった。
・ディケイド:モチーフはバーコード。最初は好調であったが最終回で終わらず続きが映画となったため大ブーイングになった。さらに映画は続き物では無く謎のループ仕様となっている(パラレルかどうかは不明)
・ダブル:モチーフは仮面ライダー(昭和ライダーを参考にしているのかもしれない)。コンセプトは「2人の人間が1人の仮面ライダーに変身する」という奇抜なものであり、フォーム数はクウガを超える13フォームとなった(がオーズにあっさり抜かれる)
・オーズ:モチーフは恐らく動物。頭部、胸部、脚部の3つのパーツで分けているのが特徴的である。またフォーム数はまさかの129もあり、ある意味全てのライダーのフォームチェンジを超える存在となった。
・フォーゼ:モチーフはロケット。変身道具は四つとなり更に変身が面倒くさいこととなった。デザインは賛否両論激しいが総合的には人気である。
・ウィザード:モチーフは魔法使い。変身する際に使うドライバーはオーズ以上にうるさくなった。黙ると死ぬベルトの元凶。
・ガイム:モチーフは戦国武将とフルーツ。龍騎並みに多数のライバルライダー達が登場することで有名である。ストーリーは後半、初期のような雰囲気となったため賛否両論が出る作品となった。
・ドライブ:モチーフは車。史上初のバイクに乗らない主人公ライダーとして有名である。なお最終回はライダーに変身せず事件を解決するという珍しい終わり方である。これは初期の仮面ライダークウガ以来ともいえる。
・ゴースト:モチーフは幽霊。様々なゴースト眼魔を扱い謎の敵であるガンマと戦いを繰り広げる作品。余談だが途中からオロナミンCとのコラボCMを放送をした。これは二期ライダーとしては史上初の快挙である。
以上が17人分のモチーフである。こうして見ると平成仮面ライダーは長い歴史で受け継がれていることがわかる。さらに二期ライダーは一期ライダーとは違って奇抜なデザインであることが文章からみてわかるのでは無いだろうか? この意気込みは大変尊敬に値するが私としては奇抜さばかり追い求めるよりも少々格好良さを意識して欲しいものである。では結論に移ろう。
結論
・クウガ、アギトのモチーフは昭和ライダーを意識としているが龍騎からその概念をぶち壊し、二期ライダーからモチーフを奇抜にしていった。
やや乱暴な結論であるがこれにて閉講する。
一言欄はネットの文章から一部引用しております。




