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FREE LIFE STYLE ON−LINE  作者: ベータ アルファΣ
一章「自由な世界」への旅たち
3/19

「自由な世界」への旅たちー2

3話目投稿☆(テンション高めです)

「あ、おかえり兄さん」


「ああ、ただいま。ところで・・・」


「ん?何?兄さん」


「葵がβテスターって本当なの?」


俺の言葉を聞いて葵はニヤニヤした。くっ、なんかイライラするな。


「ゲッ、バレた?」


「バレた?じゃないわ!」


「いったーい!」


俺のゲンコツで涙目になる葵。ふっ、いい気味だ。


「兄さんのバカ!アホ!」


「誰がバカだ!葵がβテスターって知ってたら暑い中歩かなくても良かったんだぞ!」


「まあまあ。さっきはバレた?って言ったけど実は言うの忘れてたんだよねー。まあ、俊さんの方が詳しいから聞くんだったら俊さんの方が良いし。結果オーライってことだよ。で、そんなことは置いといて。兄さんキャラメイキングしなくていいの?明日ゲームスタートだよ?」


「あ、忘れてた」


キャラメイキングかぁ。そういや、そんなことしなきゃいけないって俊が言っていたような気がする。でもその前に夕食の準備をしなきゃいけないんだよな。今日は親が両方とも出張で居ないし。


「でも夕食の準備しなきゃいけないからな」


「あ、そのことなら心配しなくてもいいよ。もう、準備してあるから」


「え!?葵が夕食の準備だと・・・・・?」


「何その信じられないみたいな顔」


「え、だって葵料理かなり下手じゃん」


葵は料理は本当にできない。何を作ろうとしても得体の知れない黒焦げができてしまうのだ。昔、俺はそれを食べて三日ぐらい寝込んだ。あれは凄い味だった・・・・・。


「ぐっ・・・。料理下手なのはわかってるよ!せっかく最近評判の弁当屋さんで買ってきたのに・・・・。兄さんにはやらないよ」


「む、悪かったよ、葵」


「わかったのならばよろしい。で、本当にキャラメイキング早くした方が良いよ。サーバーが混むと大変だし」


「わかった。じゃあキャラメイキングして来るわ」


あ、でもダンボールから殆ど出してないわ。そういえば。出すの面倒だなぁ。よし、葵に手伝ってもらおう。


「葵、手伝って。ゲームのことよく分からないし」


「え?別に良いけど・・・・。実は面倒くさいからじゃないの?」


「ギクッ!?」


「はあ・・・・。まあ、良いけど」


俺は葵の指揮の元、ラルドギアとFLOのソフトを設置する。その後、パソコンを使って俺の写真を送る。この写真を元にして最初のアバターが作られるのだ。


「ん。パスワードが送られてきたぞ。これをゲームにinしたらうてばいいんだよな?」


「そうそう。それをうてばいいの。うつと写真を元にしたアバターが出るから。そっから弄ってアバターを変更していくんだよ。まあ、弄れるのは少しだけだけどね」


「よし、542875325だな。じゃあ、inするわ」


「いってらっしゃい兄さん」


よし、キャラメイキングしに行くか。


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