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FREE LIFE STYLE ON−LINE  作者: ベータ アルファΣ
二章 男の娘な執事と始まりの街
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男の娘な執事と始まりの街ー7

リアル側の話です。日間ランキング108位、SF日間ランキング2位とか心臓が飛び出るかと思いました。応援ありがとうございます。

「兄さん、Levelどれ位になった?」


俺の父、上条国治と母、上条優香が四日間の出張から帰ってきたので家族四人で夕食を食べていると葵がLevelのことを聞いてきた。


「Levelか?今は五だな。葵は?」


「私?私はね、Levelは十だよ」


「すごいな。俺の二倍かよ」


「まあ、二つ名のあるプレイヤーだからね、二桁は行かないと」


「え?葵って二つ名持ってるのか?驚きだな。βテストに参加してるのは知っていたけど二つ名持ってるとは知らなかったし。ん?そういや俊もβテストに参加してたよな?俊も二つ名のあるプレイヤーなのか?」


「うん、俊さんも二つ名持ってるよ。俊さんの二つ名は≪不沈の大盾≫だよ。俊さんは大盾で戦うからね。大盾を両手に持って。で、私の二つ名は≪魔導書≫かな。魔導とか、魔法とかそんな感じのを使ってたし、もろ魔女的な格好してたから」


ん?ってことは今フレンドにいる人って全員二つ名持ちの有名人?≪さすらい武具商≫シルバーさんと≪不沈の大盾≫シュンと≪魔導書≫アオ。 見事にフレンドに有名人しかいないな。


「おい、祐介、葵」


「どうしたの?お父さん」


「お前達が話しているのってFREE LIFE STYLE ON-LINEっていうゲームのことか?」


「うん。そのゲームのことだけど、それがどうしたんだ?父さん?」


「いや、なんかな。知り合いにな。そのゲームのハードとソフト貰ったんだ。二人分。それでどうしようかと」


「その知り合いって、カイルさん?」


「うむ。カイルだ。奴がな、俺の子供達もやってるんだから、お前達もやってみたらどうだって言ってきてな。俺と優香はゲームがあまり得意ではないからどうしようかと」


カイルさんはラルドゲームズの結構お偉いさんらしい。だから人気で品切れの物をタダで父さんにあげたりできるみたいだが、そんな偉い人が何故父さんと知り合ったかかなり気になるな。結構古い友人らしいが。


「お父さん、お母さん、私はやった方がいいと思うよ。せっかくカイルさんがくれたんだし、このゲームかなりリアル感があって楽しいよ」


「そんなにリアル感があるのなら、仕事が多いからあまりやれないけどやってみませんか?国治さん」


「そうだな。気分転換みたいな感じでやるとするか」


こうして、俺の両親もFREE LIFE STYLE ON-LINEをやることになった。

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