日常の終わり 1話
数日後
「あーあ、始まったな。トーナメントやりたくないなー。予選はそんな力出さないで済むことを願おう。」
「おい、シュン今日はまともにやるらしいな。楽しみにしてるぞ。」
「あー、榊原か。うん、あの生徒会長のせいでね。」
「大変だな〜お前も。」
そんな会話を交わし榊原と別れ一回戦に戦う相手と場所を確認する。
一回戦はえーと、中村紘一?こういちって読むのか?まぁいいや、どうでもいいし。
会場は面倒くさいな〜運動場じゃないか〜。
アナウンスがなんか言ってる。
ピンポンパンポーン
『第一試合の選手の皆さんは集まって下さい。』
うん、行くか。
歩いてるとなんか珍しいものを見るような目で見られた。だいたい察しはつくけど。
ここで、この大会の説明をしよう。
まず、第一試合から第三試合までは運動場でやりそれを2日間かけて行う。
そこから優勝トーナメントを3日間かけて行いその優勝者がこの先一年の単位を免除される。
大抵の優勝者は、生徒会長なので、生徒会長=生徒の中での最強という認識だ。初代の時はその認識であっていてが、今は何人か実力を隠しており、会長に匹敵する者も何人かはいる。
うん、めんどくさいけど覆そう。暇つぶしでやろう。生徒会長になる気はないけど。最近大して強くないし使えない人材しか上がってこないもんだから、この学園を作らせた意味を証明させよっと。
まー、腕ならしということで、今代の奴等がどんな者か試しましょうか、それじゃあやりましょやりましょ。