戦いの始まり 9話
「やっと終わった。」
「そうですね。」
「お疲れ様です。」
「というかこのままでいいんですか?」
「後処理は別の専門の部隊がやってくれるからいいんじゃない?」
「いや、あの、えーっと学校はあのままでいいんですか?」
「・・・・いや、それは、まあ、あのえーっと・・・・・・多分大丈夫じゃないです・・・・・・」
「「「・・・・・・・」」」
「・・・・・・」
「「「あなた、何考えてんですかー!」」」
「大丈夫大丈夫。どうせ、ポケットマネーで払える範囲内だし、パソコンやHDDには傷つけないように調節しながらやってたから。問題は校舎全体だから。」
(((こいつ、絶対確信犯だ!)))
「じゃあ、ヴァチカンの方に戻しますので、準備お願いします。」
こうして粛々と準備をして、瓦礫を撤去しながら魔法陣を描いて魔力を供給する。
「出来ましたよ。」
「ありがとうございます。相変わらず早いですね。」
「こういう技術面ではそうですけどね。戦闘面があいつらのせいで、ちょっと・・・・」
「何処にも規格外の存在っているもんですよ。」
多少残念会みたいな雰囲気にもなりつつ、彼らを見送った。
「さーてと。んじゃ、まず捕獲してたのをポイして、後は・・・・」
「君はなにをやっているんだ!」
えっと、ちょっと状況がよくわからないのですが、まず、一旦整理しましょう。
ーーーーーーーーー整理中ーーーーーーーー
えーっと?理事長が足止めしてくれてるはずだよね?
なんでいるの?
馬鹿なの?
ゴミなの?
死ぬの?
カユウマなの?
誰か教えて?
この状況になってる理由を説明しやがれーーーーーー!!!!!!!
作者が説明しよう。
それではこちらをご覧ください。
〜今から3分前〜
「これは相当な結界だわ!こんなものを使える人がお爺様以外にいるなんて聞いてないわ!」
「僕達全員の足止めを目的に作られたみたいですね。会長なら抜けられますか?」
「一応、出来なくもないけど、あなた達には目をつむってもらいたいの」
「・・・・わかりました。向こうに行きましょう。実はさっき触れた殺気のせいで今だに体が震えているんですよ。ご武運をお祈りいたします。」
みんながここから立ち去ると私はヒノカグツチを取り出し、この結界を切り裂きまた、校庭へ向かった。
というわけだ。わかったかな?というかこれ以上の説明は出来ない。作者の文章を書く能力はこれが限界なのでね。
ハッハッハッハッハ〜
(ウゼー。心底ウザい。だいたい事情はわかった。つまり、理事長が悪いってこったな。)
「もう一度聞くわ。なんであなたがここにいるの?」




