日常の終わり 11話 (会長サイド)
クッ、伝説の魔物が4体もいるなんて!
でも私は負けられないのよ!
ヒュドラはよくわからないけど、ロック鳥とドリアードを先に倒すしかないわね。それに早く倒さなきゃ!
私も奥の手を使うしかないみたいね。
「来なさい!カグツチ!」
これで速攻で終わらせるわ。
襲いかかるヒュドラをかわし、ケルベロスを切ろうとするが足に木の蔦が引っかかり攻撃できず逆に上からロック鳥が襲いかかる。横に飛んでかわし、またケルベロスを狙う。
だがケルベロスもこちらに突進してくる。
上にはまだロック鳥がいるし、ドリアードは他の魔物が大きくて場所がわからない。
ならば、「燃え盛れ‼︎焔よ!」
フィールドが炎に包まれる、ドリアードはどうやら焼けたみたいだ。
あとは3匹だ。
ヒュドラが何かを吐きだしてきたのでそれをかわして再びケルベロスを狙う。
ようやく攻撃が当たったが私もロック鳥からの体当たりを喰らってしまった。
ケルベロスも怒ってるのでこれ以上は攻撃出来ないみたいなので、ロック鳥を焼き尽くし、残るは2匹。
「こうなったら、”火よ 大いなる炎よ 世界の始まりよりこの世界にある古の焔よ それは全てを跡形もなく焼き尽くし全てを無きものにせん!”」
フィールドが再び炎に包まれる今度のはさっきのより数倍威力がある。
これであとはヒュドラだけになった。
上から声が掛かる。
「そうそう言い忘れてたけどヒュドラ不死身だからね〜」
膝から崩れ落ちそうになった。どうすればいいのだろう。
「対処方法は八岐大蛇と一緒だよ〜血液に毒があるから要注意ね〜」
なんか思ったより酷い事になってるみたいだ。
「後、9本の首のうち8本は何回も再生するからね。」
八岐大蛇より倒すのが難しい。こうなったら炙り殺すしかない。
魔法で大きな籠を出してその中に閉じ込めしたから火で炙り殺した。