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猫耳瑠璃ちゃん

ツイッターでのつぶやきを参考にさせていただきました。

「にゃー」


にゃー?

なんか猫の声が聞こえた。

ここ、一応5階だよ?

外の猫の声だとしたらものすごい大声で鳴いていることになる。

それに結構近くから聞こえた気がする。

俺は確認するために、寝ていたからだを寝惚け眼のまま起こそうとした。

しかし全然起き上がれない。

何かからだの上に乗っかっているみたいで、全然起き上がれない。

これって…金縛り?

金縛り中に部屋のどこかにいる妖怪(?)を見てしまうと、死んでしまうという噂を子どものころに聞いたことがある。

俺は恐る恐るゆっくりと目を開いた。


「にゃー」


なんとそこに居たのは、俺の顔と同じくらいの大きさの猫耳をつけた瑠璃ちゃんだった。ご丁寧に尻尾までついている。

なにこれかわいい。

その瑠璃ちゃんが『にゃーにゃー』と鳴いて、俺の胸の上でゴロゴロしている。

これは起き上がれない。

俺はしばらく見ていようと思ったのだが、俺の視線に気がついた瑠璃ちゃんが、ハッとこちらを向き、慌てて俺のからだの上から走って逃げてしまった。

俺は慌ててその瑠璃ちゃんを追いかけようとしてからだを起こした。


目を開いた俺の目の前には、見慣れたドアと壁があるだけだった。


「……なんだ夢か」



第一回からこれかよ。

幸先不安だぜ!

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