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8話 参戦する者

「さて、死ぬ前に聞きたいことがあるのだが」

とゼルは真司の首を掴み上げ、拷問していた。


「ぐ……あぁ……!」

「松田隼人とは知り合いか?素直に答えれば、命は助けてやる」


ゼルはそう言うと、真司は残った力でゼルに弓を構えた。


「……そうか、なら」


そうゼルは言うと、右手の手のひらを握りしめた。

「ここで亡くなれ」

そう言いながら、ゼルは右手を真司に向けた。


「…………開‼」




城下町セントラルホワイトに到着した俺と江川と使いの者は城へと向かっていた。


まず俺は女王に会いに行って、いろいろ聞こうと思っている。

夢で見た黒い者たちのこと、そしてあの遺跡のことを。


やがて俺たちは城に辿り着いた。

「門を開けてください」

と使いの者は見張り兵士に言うと、兵士は答える。

「かしこまりました!」


すると門が雪を動かしながら開いた。

「さぁ、行きましょう」

使いの者は俺と江川にそう言い、俺たちは城の中へと入って行った。



「女王様、使いの者が帰国してまいりました。日本人を連れて」

と執事が女王の部屋に入り言うと、女王は答える。

「この部屋に案内してください。彼と話がしたい。松田隼人とね」

「かしこまりました」

執事はそう答えると、女王の部屋から出て行った。




一方、住宅街は凄まじい風圧で電柱柱や壁がえぐられていた。

「……?」

ゼルは自分がさっきまで拷問していた真司が消えたことに気づいた。


真司の身体が跡形も無く吹き飛んだのか、それとも何かが起きたのか。


そのとき、黄色い短髪の男が言う。

「奴は‼」

「久しぶりだねガライ。……とゼルさん」

謎の男がそう言いながら、真司をお姫様だっこし、現れた。


この謎の男が真司を助けたのだ。


謎の男は黒髪で、青い目をしていた。どうやら日本人ではない。

「貴様……生きていたのか」

とゼルはその謎の男を見て言うと、謎の男はゼルに言う。


「これ以上、こいつらを傷つけるなら、俺が相手ですよ。……師匠」



この男は何者なのか?




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