冒険は闇鍋なもの、ナビなもの!
この世界は、不思議であふれている。
そんな驚きを見るために、冒険者になりたいと思う人も多い。
だけど、冒険は危険がつきもの。
そんなときにお世話になるのが、「ナビゲーター」という存在。
道に詳しくて。
危険に敏感で。
それでいて、とても強い。
だから、「ナビゲーター」という仕事にあこがれる人は多い。
かくいう私も、その中の一人。
けれど、現実は厳しかった。
私は、立派な「ナビゲーター」にはなれなかった。
私は、忌み嫌われたーー。
私は「アンズ」。
職業は「ナビゲーター」。
この業界初めての、ゾンビだ。
そんな嫌われ者の私はある日、一人の仲間「ラーユ」を見つける。
え、君もナビゲーターなの⁉
え、今七歳⁉
え、なんでアリゲーターの着ぐるみを着ているの??
二人のナビゲーター。二人分の思い。
私たちは、一つの考えに至った。
「闇鍋を食べながら、願いを叶えていく冒険をしよう」――と。
混ざれば混ざるほど。
煮込めば煮込むほど。
つながりは、色とりどりの味になっていく。
ーー異世界闇鍋パーティーへ、ようこそ。
一鍋目。プロローグ
2024/10/10 00:00
二鍋目。「いつも」と「はじめて」
2024/10/10 00:00
三鍋目。「ナビゲーター」と「アリゲーター」
2024/10/10 00:00
四鍋目。「初活動」と「初打ち首」
2024/10/10 00:00
五鍋目。めちゃくちゃとはちゃめちゃ
2024/10/10 00:00
六鍋目。「ちぎり」と「約束」
2024/10/10 00:00
七鍋目。肉屋の悩みとひきこもりの少女
2024/10/10 00:00
八鍋目。再会と解決
2024/10/10 00:00
九鍋目。温室の外
2024/10/10 00:00
十鍋目。過去と迷い
2024/10/10 00:00
十一鍋目。覚悟
2024/10/10 00:00
十二鍋目。出会いとつながり
2024/10/10 00:00
十三鍋目。エピローグ
2024/10/10 00:00