そしてこれが3話!・・・・違うじゃないか!
「なんだ!何事だ!」
遠くからそういう声がすると、ドタドタとこちらへ向かい駆けるような音が聞こえてくる。
かくいう俺は、先程手に入れた木の棒をズボンとの間に挟み、必死に空いた穴から上へと這いずり上がっている!しかも片手にカメラを持っているから片手で必死にだ!とんでもねぇや!
「なんてこった!さては自衛隊だな!?見つかったら追い出されちまう!早く上らねぇと――――あぁ、ノーパンだから木の棒がケツに擦れていてぇや!」
そう愚痴を垂れながら、カメラはなんとか自分を映しつつ――――そして、俺はやっとのことで上まで上った。
「ふぅ~~~~~やっとのことでここまでたどり着いたぜ・・・・げぇ!」
しかし、そこに待ち構えていたのは自衛隊の皆様――――さらには銃まで突きつけられている。終わったねこりゃあ。
「おい・・・・一般人だ!一般人がいるぞ!」
「おいバカ言え、俺は一般人じゃねぇ動画投稿者の服部アースクウェイクだ!ご存じない!?」
しかしその呼び声にも応じず、銃を突き付けていたそいつらはワイワイと騒いでいた。
こんな話ですが終わり方は決めています。安心してください。