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それは4話なのさ、ただし今だけだ
――――ダンジョン内。
「うおおおおおおおおおおお!これは凄い!宝石みたいに輝いている!壁が床が!これは凄いぞ!」
ダンジョン内に声を響かせながら、俺はカメラを片手に爆竹で滑りながら進む。
どうやら警察やらは追いかけて来ていないようだ。
「――――ん?なんだこの音は・・・・?」
不思議と足が熱くなっている気がしながら、音のする方向を探してみる。
まるで猫のように耳を立てながら、ゆっくりと冷静に耳を澄ませる・・・・。
「こ、この音は・・・・!俺の足から流れている?!」
これはご存知――――摩擦熱!
圧倒的な滑りを魅せたせいで地面と爆竹が擦れあい、炎が付いてしまった。
「摩擦熱やりおる!ぐわああ!」
乗っていた爆竹は摩擦熱によって圧倒的爆発を起こす!
中身にある火薬は雄叫びを上げ、バチバチと盛大に音をかき鳴らした!
「動画のネタになるぞ!だが熱い!ぐわぁ!」
――――圧倒的破壊力!
――――圧倒的爆発力!
爆発的爆発力により、あたりは爆竹による煙と砂埃でたくさんになった。