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 どうも、3の倍数です!

次の投稿予定日は11月22日の金曜日です!

それではまた

 「うっ……」

「アヴィ大丈夫!?」

「大丈夫じゃ無いかも……」

さらにカペラとリゲルが動揺している隙に……

『ギュピ!』

『ギュピグォー!』

次々に周りのワイバーン達がアヴィを攻撃していく。

「やばっ!」

「防ぐわよ!」

二人は何とか状況を判断し、ワイバーンの攻撃を防ぎ始めた。

だが……

「はぁ、はぁ、はぁ」

アヴィの呼吸が荒くなってきた。

「無理せずに下に降りたほうがいいわよ!」

「そうだよ!降りたら治療もできるから!」

「お、降りたいんだけど……毒のせいで体が上手く動かない……」

ワイバーンの歯には毒があるらしい。

現にアヴィの体はふらついており、落ちてもおかしくないという状況だった。

そこに……

『ギュピグォーン!』

近くにいた中で一番大きなワイバーンがアヴィの腹に攻撃してきた。

「うっ、二人ともごめん……」

するとアヴィの体が輝きだして、人の姿に戻ってしまった。

同時に三人は下に吸い寄せられるように落ちていく。

「まだ死なないよ!」

カペラは近くのワイバーンの足を氷魔法で作ったマジックハンドで掴んで、落下速度を落としていった。

「ふう、間一髪だったわね……」

そうして地面に着いた。

「アヴィ大丈夫!?」

「わかんない。結構毒が回ってきてるから」

「治療するから!リゲル、魔法で穴掘れる?ワイバーンの攻撃を受けない場所が欲しい!」

「わかったわ!」

リゲルはすぐに竪穴式住居の様な小屋を土魔法で作った。

「リゲルは入り口の護衛をお願い!そのうちに治療するから」

「そっちも任せたわよ!」

そうしてリゲルは小屋の入り口の方に行った。

「それじゃあ始めるよ!痛いかもしれないけど我慢して!」

「わ、わかった……」

そうしてカペラは久々魔道具を使って治療を始めた。

(絶対に死なせない!何があっても!)

カペラは昔の事を考えていた。

商店街の時の事。

「ち、ちょっとカペラ、魔法の勢い強いって。け、結構きついんだけど……」

「あ、ごめん!少し弱めるよ」

それから少し時が経ち、治療が終わった。

「終わったよ。もう体は動かしても大丈夫かな。ただあまり過激な運動は控えて」

「なんか診療魔法師みたいなこと言うね……体の動きについては完璧……とは言えないかも。思ったより毒が周ってたから若干動きづらいなー」

ワイバーンに噛まれてから結構時間が経っている。

しかもワイバーンの毒は猛毒だ。

「ごめん!もっと私が診療魔法を練習しておけば良かったのに!」

「カペラのせいじゃないよ!私ももっと注意しておけばよかった!そもそもワイバーン種の毒はめちゃくちゃ強いから!この程度で収まってよかったよ!」

しかし……

「違うの!私が悪いの!」

そう言ってカペラは小屋の外に出てしまった。

「ちょっとカペラどこ行くのよ!」

リゲルが制止したが、それも振り払って外に出た。

「……カペラごめん」

アヴィは誰にも聞かれないような、小さな声で呟いた。


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