79 それぞれの営業1
どうも、3の倍数です!
次の投稿予定日は10月31日の木曜日です!
それではまた
「着きましたね!」
リウス達一行は、鍛冶職人が集まる集落に到着していた。
「以外に近かったわね」
「それじゃあ早速営業だね。溶接機をバランとリウスが、炉を私とリゲルでいいよね」
「俺はどうすればいいんだ?」
「ギウスは別にどっちでもいいよ」
「剣を直すんだったらカペラさんたちの方に行った方がいいと思うよ」
溶接機より炉の方が鍛冶に使うので、カペラ達についていった方が直してもらえる確率は上がる。
「ならカペラたちの方に行くぜ!」
「それじゃあ、解散!」
バラン&リウス視点
「それじゃあ溶接機を使うような仕事……ってなんだろう」
「ここだと小物メインで作る所だと思います。小物を作るときに溶接できたら便利ですからね」
「それじゃああそこの店に行ってみよう」
二人は近くにあったアクセサリー工房に入った。
「すみませーん!商人ギルドから来ました!」
「商人ギルド?どんなものを売ってるのかしら」
中から出てきたのは小太りの30代半ばくらいの女性だった。
「今日は溶接機っていうのを売りに来たんですけど……」
「ヨウセツキ?なにそれ、見せて見せて」
「それじゃあ実演しますか!バランさん、お願いします!」
リウスはそう言うと土魔法で針金を二つ出した。
「それじゃあ行くよ」
ギウスが魔力を込めると……
『バチチチチチ』
少し火花が散って見事針金が繋がった。
少しのヒバナで収まったのは改良の成果だ。
「なにこれ!めっちゃ便利じゃん!これいくらするの?」
「銀貨1枚です!」
「ちょっと高めだけど……十分安い方よ!
ここで買わなきゃ手に入らないかもしれないのよね。はい、銀貨一枚よ」
「ありがとうございます!」
営業は大成功だ。
「買った代わりってわけじゃないけどここの商品も見ていかない?」
「アクセサリーですか……髪飾りとかですか?」
「いや、うちはアクセサリー工房って名前だけどそれは昔の話で、今は装備メインで売ってるの。
ほら、この杖とかお嬢ちゃんにピッタリ」
「僕におすすめの装備とかありませんかね」
バランは今までリウス達の戦いを後ろから見てきて、
劣等感なのか、無力感なのかそれに似たようなものを感じてきたのだ。
少しでも自分が戦えるように武器を確保しようとしていた。
「それじゃあこのナイフとかどう?バジリスクの牙を使っているの!
だから毒性分が含まれていて、敵にかすりでもすれば後は毒で瀕死よ!」
結構な傑作らしく、女性のテンションが上がっている。
「それじゃあこれ買います!」
「私もこの杖お願いします!」
「はい合計で銀貨一枚ね」
結局、物々交換と変わらないことをした二人だった。




