68 種明かし
どうも、3の倍数です!
次の投稿予定日は10月9日の水曜日です!
それではまた
夜、リウス達が滞在している村で、とある家の引っ越しが行われていた。
「さっさとここを引き上げて王都に行くぞ!」
「パパー、早くー」
「子供たちも自由にさせてあげたいしね」
そうして引っ越しの馬車に乗ろうとした時……
「あのーすみません」
あるリウスが引っ越し中の家族に声をかけた。
「なに?」
「そこの男の子ってこの間行方不明になった子じゃないですか?」
「……見つかったのよ!それでこんな行方不明になる村なんてとっとと引き上げようってことになったの!」
相手が少し動揺した。
「そうだったんですか……、どこにいたんですか?」
「川の近くの洞窟よ!あそこに隠れていたの。二人とも。
だから向こうの家の人と話し合って、お互い引っ越すことにしたの」
「なるほど……あそこの洞窟にいたんですか……」
「もういいでしょ!ほら早く帰りな!」
「残念ながらそうはいきませんよ!今です!」
「OK!アイスプリズン!」
相手は氷の檻の中に閉じ込められた。
「ちょっと!なにすんのよ!」
「気づいているんですよ。昨晩、洞窟の中は探知魔法で探しましたが見つかりませんでした
例え洞窟の中にいたのが本当だとしても誰かに隠されてたことになります」
「あの商人の男がやったんでしょ!」
「カペラさん聞きましたね!商人に恨みがあるらしいですよ!」
「ばっちり!それじゃあ面白いもの見せてあげるよ」
そう言うとカペラは指を鳴らした。
すると……
「カペラさんお待たせ。こっちの家族はすぐに自白したから早かったよ」
いなくなった子供は二人いるので当然家族二つあるのだ。
「これで材料はそろったね。それじゃあ早速村長の家に行こう」
「お前たちどういう事じゃ!」
「だから私たちは何もしていませんって。そこの奴らが勝手にそんなことを言っただけです!」
まだ相手は白を切るつもりらしい。
「そういえば子供はどこにいたんでしたっけ?」
「川の近くの洞窟よ!」
「洞窟じゃと?あそこはわし自ら捜索に行った場所じゃぞ!」
とうとう相手が破綻した。
「あ、その……」
「商人ら、こいつらの処分はお前たちが決めてくれ」
「あ……わかりました」
パーティーでの話し合いが始まった。
「どうするんだ?」
「別に誰かが被害に遭ったわけじゃ無いですしね……」
「普通に罰金がいいんじゃないかな」
「それでいいわよね?」
「私も賛成」
そうして2家族には罰金を払わせることになった。
「それと村長さん、追放ちゃった商人に人も呼び戻した方がいいですよ」
「そうする」
そうして子供行方不明事件は解決した。
その日の晩、村では宴が開かれていた。
「ありがとうございます。私達をこんなパーティーに参加させていただいて……」
「別に構わない。事件を解決してくれたお礼と、
商人ギルドに登録しているという理由だけで襲撃してしまったお詫びだ」
「ですがその食材に私たちの商品を使わなくても……。
買ってもらえたのは凄くうれしいですけど」
「ならいいじゃないか。商人の男を追放してから食料もなかったからな」
そんな感じで宴は進んでいったが……
「おーい!俺の家の地下から酒もってきたぞ!呑み比べやるぞ!」
「呑み比べですか!?やります!やらせてください!」
「えーリウスやめてよー。さっきもお酒呑んだじゃん」
「流石にいまから呑み比べはやめとけよ。リウス呑みすぎだし」
カペラとギウスがリウスを止める。
「いやいや。あんなの呑んだうちに入りませんよ」
そういってリウスは酒を持った男の方に向かっていった。
1時間後
「あれ?皆さんもうリタイアですか?」
「もうって、お前何本呑んだんだよ」
「52本ですが……」
「呑みすぎだろ!」
そんな感じで夜が明けていった。




