60 新たなる仲間
予約投稿です!
次の投稿予定日は9月23日の月曜日です!
それではまた
翌日、起床し、支度を済ませた三人は商人ギルドにやることを聞きに行った。
「ん?やる事だって?なら最初は仕入れに決まってるだろ。商品が無ければ商売はやっていけないからな」
アドバイスを受け、リウス達が商人ギルドを出ようとした時……、
「そこのあなた達、新人?」
急に声をかけられた。
「あ、はい、昨日登録しました!」
「なら丁度良かった、私達とパーティー組まない?」
話しかけてきたのは15歳位の金髪ポニーテールの女の人だった。
「ちょっと友達と話してきます」
そうしてリウスは後ろにいたギウスとカペラに聞いた。
「別にいいんじゃない?悪い人じゃなさそうだし」
「先輩がいた方がやりやすいからな」
そうして可決された。
「それじゃあパーティ組みましょう!そう言えばさっき私達って言ってましたけど誰か他にいるんですか?」
「ああ、もう一人同期がいるの。ただめっちゃ気弱で頼りないから他にパーティ仲間が欲しかったの」
「ああ、なるほど」
その時……
「ごめんごめん、お待たせ」
もう一人、さっきの女の人と同じ位の年齢の丸眼鏡をかけた黒髪の男がやってきた。
「ってその人達は?」
丸眼鏡の男が聞いた。
「ああ、新しいパーティメンバーよ」
「え?あれって本気だったの?」
男の方には話が通ってなかったようだ。
「そう言えばまだ自己紹介してませんよね」
リウスが言った。
「そうね、私はリゲル・ポルックス、リゲルって呼んで」
「僕はバラン・アルデ、呼び方は……バランでいいよ」
向こう側の自己紹介が終わったので次は三人だ。
「私はリウス・コスモです!リウスって呼んでください!」
「俺はギウス・ベテル、ギウスって呼んでくれ!」
「私はカペラ・ダイヤモンド、カペラでいいよ」
と、お互いに自己紹介が終わったのでこれからの事を計画していく。
「とりあえずあなた達はまだ仕入れとか販売をやったことが無いのよね?」
「そうですね、昨日登録したばかりなので……」
「なら私のお気に入りの仕入れ場所にこれから行こう。結構近場だし」
「じゃあそこ行こう。それでその後は?」
「その後はまあ販売ね、その時になったら色々教えるわ」
「わかったぜ!」
とりあえず流れは決まったようだ。
「それと、一ついいかな?」
バランが何か考えがあるようだ。
「今日ざっと町を見てきたけど少し水不足らしいんだ。だからみんな井戸に水を汲みに来ると思う。
しかも最近の時期は水の近くに虫が繁殖している。
だから王都の人たちはみんな城近くの整備が行き届いている井戸に行くはず。そこで売ったらどうかな」
説明したバランをリウス達三人が目を点にして見ている。
「あ、言い忘れてたけど彼、情報収集と分析が得意なの」
「そ、そうなんですか」
「とりあえずそれで行こうよ。それなら商品にはバケツとかが良いんじゃない?」
「バケツも良いけどそれなら台車も売った方がいい。
そっちの方が沢山水を持ち運べるからバケツと一緒に買うはず」
流石はカペラだ。バランの提案をすぐに分析して必要なことを見つけ出す。
それをリウス、ギウス、リゲルの三人は何にもわかってないという顔で見ている。
「それじゃあ計画は決まったからできる限り早く仕入れをするよ。
リウス、空間魔法で目的地まで飛べる?」
ギウスが地図を見せながら言った。
「はい!行けますよ!」
「それじゃあ早速出発だな!」
「「「「お~!」」」」
そうして五人はリゲルおすすめの仕入れ場所へ向かった。




